Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下の2025年4月〜2025年9月の上映作品ラインナップが決定いたしました!
劇場ロビーでは上映ラインナップを紹介するフライヤーを配布中、下記リンクのPDFからもご覧いただけます。フライヤーのデザインを担当したのは、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下のオープニング・キービジュアルと館名ロゴをデザインした、グラフィックデザイナーの畑ユリエさん。表紙のドローイングが目を引き、珠玉のラインナップが並ぶ「ル・シネマ 渋谷宮下」の上映作品、ならびに今後定期的に発行する予定のフライヤーにぜひご注目ください。
オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集
OLIVEIRA 2025
2025.4.18(金)より開催中
提供:キングレコード
配給:プンクテ
© Madragoa Filmes, Gemini Films, Light Night
ポルトガルが誇る巨匠の国内初公開を含む必見の特集上映
100歳を超えてもなお映画を撮り続けた現役最高齢の巨匠 マノエル・ド・オリヴェイラ。没後10年となる2025年、その不世出の才能を発見/再発見する特集上映を開催。古典映画のような佇まいの中に、映画の未来を感じさせる瞬間の連続──。普遍性と先進性にあふれた5作品を一挙上映。
<上映作品>訪問、あるいは記憶、そして告白/カニバイシュ/絶望の日/アブラハム渓谷[完全版]/夜顔
パーティーガール 4Kレストア
PARTY GIRL
2025.4.25(金)~5.1(木)限定上映
監督:デイジー・フォン・シャーラー・メイヤー
出演:パーカー・ポージー、サーシャ・フォン・シャーラー
1995年/アメリカ/94分
提供:JAIHO
配給:グッチーズ・フリースクール
©1994 Party Pictures, Inc.
ガールズムービーのカルト作 約30年ぶりの劇場公開
90年代NY。パーティー三昧の毎日を送る主人公・メアリーは、ある日突然、人生の転機を迎え、図書館司書として働くことに……。ルールに縛られず、自分らしく生きるには? 夢と現実の狭間で悩むすべての女の子に贈る、おしゃれで、ハチャメチャで、それでいて切実なガールズムービーのカルト作。今回は約30年ぶり、4Kレストアの貴重な劇場公開!
Sofia Coppola in 35mm Films
2025.4.25(金)~5.8(木)開催
配給:東北新社
© 2003 LOST IN TRANSLATION INC.
ソフィア・コッポラ監督の名作を貴重な35mmフィルムで
それぞれの物語が「人々の孤独な心に寄り添う」ようなほのかな暖かさを持ち、それぞれが今なおアイコニックであり続ける唯一無二の世界観を持ったソフィア・コッポラの作品を、『ロスト・イン・トランスレーション』の舞台となった渋谷で、相性ぴったりの35mmフィルム上映で堪能する絶好の機会
<上映作品>ロスト・イン・トランスレーション/マリー・アントワネット/SOMEWHERE
ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地
JEANNE DIELMAN, 23, QUAI DU COMMERCE, 1080 BRUXELLES
2025.5.2(金)~5.8(木)限定上映
監督:シャンタル・アケルマン
出演:デルフィーヌ・セイリグ、ジャン・ドゥコルト、ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ
1975年/ベルギー/200分
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
©Chantal Akerman Foundation
制作50周年記念 シャンタル・アケルマン監督の最高峰
夫を亡くし、思春期の息子と共にブリュッセルのアパートで暮らしているジャンヌ。湯を沸かし、ジャガイモの皮を剥き、買い物に出かけ、洗濯をするといった“平凡な”暮らしを繰り返す彼女だったが、永遠に続くと思われた日常の歯車は徐々に狂い始め、取り返しのつかない事態を自らの手で引き起こしてしまう。そんな主婦の3日間の一挙手一投足を心理描写を排し、ただただ丹念に、そして冷徹に描き出す。
新世紀ロマンティクス
风流一代
2025.5.9(金)ロードショー
監督:ジャ・ジャンクー
出演:チャオ・タオ、リー・チュウビン
2024年/中国/111分
配給:ビターズ・エンド
© 2024 X stream Pictures All rights reserved
総製作期間22年!名匠ジャ・ジャンク―監督の新境地
チャオは山西省・大同(ダートン)を出て戻らぬ恋人ビンを探して1,500km離れた長江・奉節(フォンジエ)を訪ねる。時は流れ、コロナ禍の現在、ふたりはまた大同へ。21世紀を22年かけて劇的な変化を遂げる景色の中、彼女が選ぶ答えとは――。虚構と現実の垣根を超え、ミレニアムの幕開けから現在に至るまで、その時々の人々と変わりゆく街が刻まれる。その映像の力強さは、観る者の心を揺さぶる。
季節はこのまま
HORS DU TEMPS
2025.5.9(金)ロードショー
監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ヴァンサン・マケーニュ、ミシャ・レスコー、ナイン・ドゥルソ、ノラ・アムザウィ
2024年/フランス/105分
配給:Bunkamura
©Carole Bethuel
私たちも過ごした「あの日々」に人生を見つめ直す
2020年4月、パンデミックにより外出を制限された春、映画監督のポールとその弟で音楽ジャーナリストのエティエンヌはそれぞれの恋人とともに、子供時代に過ごした郊外の家に閉じこもり生活することに。一変した世界、新たな生活様式への戸惑い、一緒に暮らし初めて知るお互いのこと……。名匠オリヴィエ・アサイヤス監督が実体験を基に「あの日々」を描く圧倒的共感のロマンス・コメディ。
黒い瞳 4K修復ロングバージョン
OCI CIORNIE
2025.5.30(金)ロードショー
監督: ニキータ・ミハルコフ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、シルヴァーナ・マンガーノ
1987年/イタリア/143分
配給:ザジフィルムズ
© 1987 Excelsior Film-TV. © 2010 Cristina D’Osualdo. All rights reserved.
世界中の大人の観客を魅了した珠玉の名作が4Kで甦る
名匠ミハルコフが没後120年を迎えるチェーホフの短編群をもとに描いた、ほろ苦くも甘いラブ・ストーリー。過ぎし日の激しい恋に想いを馳せる主人公をイタリアの伝説的俳優マストロヤンニが演じ、可笑しみと悲哀の滲む屈指の名演でカンヌ国際映画祭男優賞受賞、アカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たした。4K修復と25分のシーン追加が施されたロング・バージョンを本邦初公開。
『黒蜥蜴』『黒薔薇の館』
2025.6.6(金)~6.12(木)限定上映
配給:松竹株式会社
美輪明宏 × 深作欣二
美輪明宏主演の映画 『黒蜥蜴』『黒薔薇の館』 のBlu-ray&DVDの発売を記念して、1週間限定の上映が決定!各界の鬼才が結集した絢爛豪華なエンターテインメント『黒蜥蜴』『黒薔薇の館』が、50年以上の時を経て、いまスクリーンに甦る。劇場上映は貴重な35㎜フィルムでお届け。
<上映作品>黒蜥蜴/黒薔薇の館
突然、君がいなくなって
LJÓSBROT
2025.6.20(金)ロードショー
監督:ルーナ・ルーナソン
出演:エリーン・ハットル、バルドゥル・エイナルソン
2024年/アイスランド、オランダ、クロアチア、フランス/80分/
配給:ビターズ・エンド
© Compass Films & Halibut, in coproduction with Revolver Amsterdam, MP Filmska Produkcija, Eaux Vives Productions, Jour2Fête, with The Party Film Sales
『わたしは最悪。』に続く、北欧発の現代を描いた人間ドラマ
レイキャビクに暮らす美大生ウナの恋人ディッディには、遠距離の恋人クララがいてその関係は秘密だ。ある日、彼はクララとの関係を終わらせるため家を出るが、事故に巻き込まれ帰らぬ人となってしまう。何も知らない仲間とクララの中で、ウナは一人追い詰められていくが──。アイスランド注目の監督ルーナ・ルーナソンが、若者の喪失と心の機敏を美しく親密に捉えた人間ドラマの傑作。
カーテンコールの灯(あかり)
GHOSTLIGHT
2025.6.27(金)ロードショー
監督:ケリー・オサリヴァン、アレックス・トンプソン
出演:キース・カプフェラー、キャサリン・マレン・カプフェラー、タラ・マレン、ドリー・デ・レオン
2024年/アメリカ/115分/
配給: AMGエンタテインメント
©2024, Ghostlight LLC.
静かな涙が全米映画賞席巻!不器用な父がまさかのロミオ役!?
口下手な父が妻と娘に内緒で渋々参加した小さな劇団。お節介な仲間に囲まれて、家族の新たな一歩の幕が開く──。心に傷を負った家族が、希望のありかを探し求めていく軌跡を戯曲「ロミオとジュリエット」に重ね合わせて描く。驚きと笑い、そして静かな涙に満ち溢れ、インディペンデント作品でありながらも数々の映画賞を受賞。米批評サイトでは満足度99%の高スコアを獲得。
私たちが光と想うすべて
ALL WE IMAGINE AS LIGHT
2025.7.25(金)ロードショー
監督:パヤル・カパーリヤー
出演:カニ・クスルティ、ディヴィヤ・プラバ
2024年/フランス、インド、オランダ、ルクセンブルク/118分/
配給:セテラ・インターナショナル
© PETIT CHAOS - CHALK & CHEESE FILMS - BALDR FILM - LES FILMS FAUVES - ARTE FRANCE CINÉMA - 2024
第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞!インド映画初の快挙!
100を超える映画祭・映画賞にノミネート、25以上の賞を受賞。注目の新鋭パヤル・カパーリヤー監督初長編劇映画。ムンバイの病院で働くプラバは既婚だが、夫は外国に行ったまま音沙汰がない。ルームメイトで同僚のアヌは密かにイスラム教徒の恋人がおり、真面目なプラバと陽気なアヌの間には少し距離がある。ある日、故郷に帰る友人を見送りに、ふたりは幻想的な海辺の村へと旅立つ。
サタジット・レイ レトロスペクティブ2025
A RETROSPECTIVE OF SATYAJIT RAY'S FILMS
2025.7月開催予定
提供:JAIHO
配給:グッチーズ・フリースクール
©1965 /ALL RIGHTS RESERVED KAMAL BANSAL
世界に影響を与え続ける映画界の巨人サタジット・レイの全貌
黒澤明、マーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン……巨匠たちが敬愛する、インド映画界の至宝サタジット・レイ監督の全貌がついに見えてくる。今年デビュー70周年を記念した、未公開映画を含めた全7作品をデジタルリマスターで回顧上映。
<上映作品>音楽サロン/ビッグ・シティ/チャルラータ/臆病者/聖者/主人公/エレファント・ゴッド
ミゲル・ゴメス アーリーワークス
EARLY FILMS OF MIGUEL GOMES
2025.8月開催予定
提供:JAIHO
配給:グッチーズ・フリースクール
© O SOM E A FÚRIA 2008
ポルトガル映画の新たな地平を切り開く俊英の初期傑作2本
詩的な映像美と独創的な語り口で、いまや世界中の映画ファンを魅了してやまない、ミゲル・ゴメス。新作「GRAND TOUR(原題)」公開への期待が高まる中で、彼の初期傑作である2004年の初長編作『自分に見合った顔』と、カンヌ国際映画祭監督週間に出品され、絶大な反響を引き起こした2作目『私たちの好きな八月』を特別上映。
<上映作品>自分に見合った顔/私たちの好きな八月
Parthenope(原題)
PARTHENOPE
2025.8.22(金)ロードショー
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:セレステ・ダッラ・ポルタ、ゲイリー・オールドマン
2024年/イタリア、フランス/137分/
配給:ギャガ
©2024 The Apartment Srl - Numero 10 Srl - Pathé Films - Piperfilm Srl
パオロ・ソレンティーノ監督史上最大ヒットの人生賛歌!
南イタリア・ナポリの降り注ぐ太陽の光の下、幸せを探すパルテノペ。その生涯を巨匠パオロ・ソレンティーノが若さ、そして愛をノスタルジックに綴った心に染み入る極上の叙事詩。大注目の新星セレステ・ダッラ・ポルタの圧倒的に瑞々しい<美>を、あまりにも優美で贅沢な映像で描き出す。第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。A24が北米配給権を獲得した人生賛歌!
BIRD(原題)
BIRD
2025.9.5(金)ロードショー
監督:アンドレア・アーノルド
出演: ニキヤ・アダムス、バリー・コーガン、フランツ・ロゴフスキ
2024年/イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ/119分
配給:アルバトロス・フィルム
© 2024 House Bird Limited, Ad Vitam Production, Arte France Cinema, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Pinky Promise Film Fund II Holdings LLC, FirstGen Content LLC and Bird Film LLC. All rights reserved
魔法のような映像と音楽、驚きと歓喜に満ちた青春物語が誕生!
貧困地域でシングルファザーの父バグと異母兄妹の兄ハンターと暮らす12歳の少女、ベイリー。父や兄は貧しい状況から抜け出そうとしていたが、自由奔放で、日々の生活は荒れていた。気の許せる友人もなく自分の居場所を探すベイリーは、ある時、風変わりで謎の男“バード”と出会う。そして、ベイリーとその家族の生活が一変してゆく……。社会の片隅で生きる人々の生活を描いた奇跡の青春物語。
DREAMS LOVE SEX(英題)
DRØMMER KJÆRLIGHET SEX
2025年秋ロードショー予定
監督:ダーグ・ヨハン・ハウゲルード
配給:ビターズ・エンド
©Motlys
新たなるノルウェー映画の傑作“愛をめぐる”3部作を一挙公開
オスロを舞台に現代の愛をめぐるトリロジーを発表し、3作連続でヴェネチア・ベルリン国際映画祭へ出品、3部作の完結編となる『DREAMS』では金熊賞に輝き、一躍注目監督の仲間入りを果たしたダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督。それぞれ異なる顔をもつ、完璧なる3部作『DREAMS』『LOVE』『SEX』 (英題)を一挙公開。