コクーン アクターズ スタジオ

シアターコクーンがつくる演劇の学び場
コクーン
アクターズ スタジオ

渋谷に、演劇の未来を拓く若者たちのためのアクターズスタジオが誕生!!
主任を務めるシアターコクーン芸術監督・松尾スズキをはじめ、第一線で活躍するBunkamuraシアターコクーンゆかりの講師陣が指導を担当します。
レッスンは演技のほかに、歌やダンス、パントマイム、時代劇の所作など。実践も交えながら1年間のカリキュラムを経て、演劇で求められる様々なスキルの習得を目指します。
さらに、シアターコクーンのプロデュース公演へ出演のチャンスも!

劇団をふくめ、周りに俳優仲間はたくさんいれど、気がつけば皆、中年も半ば過ぎ。
もちろん頼りになるけれど、そういう人ばかりでは物語が作れないという現実。
その高い壁におののいている松尾です。
となると、若い芝居の仲間がほしい。
なので、急ですが、スクールを始めます。
30数年、俳優として演出家として培ってきた、演技に関するあれこれを伝えたい。
これからの芝居の戦力がほしい。ただそれだけです。お待ちしてます。

松尾スズキ

コクーン アクターズ スタジオ

5つの特色

1演劇界の第一線で活躍する講師陣

[主任]
松尾スズキ
[演技基礎]
杉原邦生、オクイシュージ、ノゾエ征爾
[日本舞踊・所作]
藤間貴雅
[ダンス]
振付稼業air:man
[発声・歌唱]
蔵田みどり

2多角的に能力を磨くためのカリキュラム

発声や身体表現、台本の読み解き方などを学ぶ基礎授業と創作・発表の実践を組み合わせ、着実なスキルアップを目指します。

31年間の成長を発揮する発表公演

数々の脚本・シナリオ賞を受賞した松尾スズキが新作を書き下ろし。また、演出は幅広いジャンルで活躍する若手最注目の演出家、杉原邦夫が担当します。

4プロの現場に近づけるチャンス

受講生には、コクーンプロデュース公演の制作現場を見学、さらには出演するチャンスが待っています。

5バラエティ豊かな特別ワークショップ

豪華なゲスト講師を迎えた特別ワークショップも開催予定!講師によっては、受講生以外の参加も予定しています。

概要

COCOON PRODUCTION
『コクーン アクターズ スタジオ』

主任
松尾スズキ(シアターコクーン芸術監督)
2024年度レッスン期間
2024年4月~2025年3月の1年間
レッスン時間
週3回 18:00~22:00の内3時間程度
  • 上記時間帯以外にも実施する可能性があります。
レッスン場
Bunkamura館内 他
応募資格
18歳~26歳くらい
  • 本スタジオの活動を最優先できる方。
  • 演技経験・プロダクションや劇団の所属有無、不問。
第1期生追加募集応募受付期間
2023年12月1日(金)〜12月22日(金)23時59分まで
主催/企画・製作
Bunkamura

年間スケジュール(予定)

年間スケジュール(予定)

2024年4月上旬
開講・オリエンテーション
4月~12月
各講師によるテーマ別授業(基礎レッスンと、1つの作品を完成させる応用レッスン)、舞台の製作現場の見学や特別ゲスト講師によるワークショップ開催予定。
2025年1月~3月
発表公演の稽古
3月中下旬
発表公演本番(有観客)

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募集要項はこちら

講師紹介

主任

松尾スズキ

プロフィール

松尾スズキ プロフィール

1988年に大人計画を旗揚げ、主宰として作・演出・出演を務めるほか、小説家・エッセイスト・脚本家・映画監督など多彩に活躍中。97年『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で第41回岸田國士戯曲賞、2008年映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、19年『命、ギガ長ス』で第71回読売文学賞戯曲・シナリオ賞、21年『松尾スズキと30分の女優』で第1回 WOWOWクリエイターアワード優秀賞を受賞。小説『クワイエットルームにようこそ』、『老人賭博』、『もう「はい」としか言えない』は芥川賞候補となった。主演したテレビドラマ『ちかえもん』は第71回文化庁芸術祭賞ほか受賞。20年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督、23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授に就任。
近年の公演は、19年『キレイ-神様と待ち合わせした女-』(作・演出)、20年『フリムンシスターズ』(作・演出)、21年『シブヤデアイマショウ』(総合演出・構成台本・出演)、21年『パ・ラパパンパン』(演出)、22年『命、ギガ長スW(ダブル)』(作・演出)、22年『ドライブイン カリフォルニア』(作・演出)、22年『ツダマンの世界』(作・演出)、23年『シブヤデマタアイマショウ』(総合演出・構成台本・出演)。
映像作品は、19年映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(監督・脚本・主演)、20年映画『カイジ ファイナルゲーム』(出演)、21年WOWOWオリジナルドラマ『松尾スズキと30分の女優』(脚本・演出・出演)、22年『松尾スズキと30分の女優2』(脚本・演出・出演)、映画『アイ・アム まきもと』(出演)、23年『松尾スズキと30分強の女優』(脚本・演出・出演)、Netflix『サンクチュアリ-聖域-』(出演)、映画『シン・仮面ライダー』(出演)。

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演技基礎

杉原邦生

プロフィール

©細野晋司

杉原邦生 プロフィール

1982年生まれ。演出家、舞台美術家。KUNIO主宰。KUNIOの主な演出作に『エンジェルス・イン・アメリカ 第1部「至福千年紀が近づく」 第2部「ペレストロイカ」』、『グリークス』、『更地』など。近年の演出作は木ノ下歌舞伎『勧進帳』、スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』、PARCO劇場オープニング・シリーズ『藪原検校』、さいたまゴールド・シアター最終公演『水の駅』、ホリプロ『血の婚礼』など。2020年『ライブ配信のための演劇「プレイタイム」』の演出・美術でシアターコクーンデビュー、21年『シブヤデアイマショウ』ではコーナー演出を務め、22年『パンドラの鐘』にて同劇場での単独初演出を果たした。

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オクイシュージ

プロフィール

オクイシュージ プロフィール

1985年に舞台俳優デビュー。劇団主宰やラジオDJなどを経て、2010年に演劇プロデュースユニット「国産第1号」を主宰。また、劇団ワンダフルズに脚本・演出・出演で参加。近年の出演作品は【映画】the pillows結成30周年記念映画『王様になれ』(監督・脚本・出演)、【ドラマ】『ちむどんどん』(NHK)、『赤いナースコール』(テレビ東京)、『松尾スズキと30分の女優1・2』(WOWOW)、【舞台】『フリムンシスターズ』、『パ・ラパパンパン』(松尾スズキ演出)、『砂の女』(ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出)、『富美男と夕莉子』(末満健一演出)など。

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ノゾエ征爾

プロフィール

ノゾエ征爾 プロフィール

1975年、岡山県生まれ。脚本家、演出家、俳優。劇団はえぎわ主宰。
青山学院大学在学中に演劇を始め、99年にはえぎわを始動。以降、全作品の作・演出を手がける。2012年、『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞受賞。松尾スズキ氏原作の絵本を舞台化した音楽劇『気づかいルーシー』や、故・蜷川幸雄氏の遺志を継いだ大群集劇1万人のゴールドシアター2016『金色交響曲』で脚本・演出を務めるなど幅広く活躍。近年の舞台作品に、『明るい夜に出かけて』(脚本・演出)、『僕だけが正常な世界』(出演)、『どうやらビター ソウル』(出演)、『物理学者たち』(上演台本・演出・出演)など。

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日本舞踊・所作

藤間貴雅

プロフィール

藤間貴雅 プロフィール

日本舞踊家。青山学院大学大学院総合文化政策学研究科修士課程修了。伝統芸能における「道化」の生成を研究しながら、新たな日本舞踊の創作を手がけている。2002年、所作指導の活動開始。蜷川幸雄演出作品を中心に、松尾スズキ演出作品、NHK大河ドラマ、BS時代劇、連続テレビ小説などの所作指導を担当。近年における担当作品はNHK『大河ドラマが生まれた日』、杉原邦生演出『パンドラの鐘』など。松尾作品では、『ニンゲン御破算』、『キレイ』、『シブヤデアイマショウ』、『ツダマンの世界』、WOWOW『松尾スズキと30分の女優2』などに参加。

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ダンス

振付稼業air:man

プロフィール

振付稼業air:man プロフィール

振付ユニット。舞台、映画、TV、CM、MV、コンサート、イベントなど幅広く振付やステージングを手がける。UNIQLO 『UNIQLOCK』で世界三大広告賞グランプリ、OK Go 『I Won't Let You Down』でMTV MUSIC AWARD BEST Choreography, ACC総務大臣賞を受賞。NEWSライブツアー総合演出振付も担当。2012年上演『ふくすけ』以降、『キレイ』、『ニンゲン御破算』、『パ・ラパパンパン』、『シブヤデアイマショウ』、『ツダマンの世界』など多くの松尾スズキ作品に参加。近年の参加作品に、ミュージカル『衛生』(福原充則演出)など。

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発声・歌唱

蔵田みどり

プロフィール

蔵田みどり プロフィール

京都市立芸術大学音楽学部声楽科卒業。ロームミュージックファンデーション奨学生としてチューリッヒ音楽大学留学。クラシック活動を経て、作詩・作曲、インプロ、バンド、ソプラノから民族的な歌い方まで多様なスタイルで活動。発声指導では、呼吸、身体、声、メンタルのバランスを整え、能力を引き出すことを大切にしている。主な指導作品『フリムンシスターズ』、『シブヤデアイマショウ』、『パ・ラパパンパン』、『ツダマンの世界』(共に松尾スズキ演出)、『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』(宮藤官九郎演出)他多数。

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