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パオロ・ソレンティーノ監督史上
イタリア国内No.1大ヒット!
サンローラン プロダクション × A24で贈る新境地
第86回アカデミー賞®外国語映画賞を受賞した『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(13)をはじめ、『グランドフィナーレ』(15)『The Hand of God -神の手が触れた日-』(21)など、圧倒的な映像美で<21世紀の映像の魔術師>と呼ばれ、人生の悲哀と幸福を表現し、映画ファンを虜にしてきたイタリアの巨匠パオロ・ソレンティーノ監督。時は1950年、人魚伝説が根付く南イタリア・ナポリに生を受け、街を意味する“パルテノペ”と名付けられた美しいひとりの女性の生涯を描いた物語を描く。ソレンティーノ監督が初めて女性を主人公に据えた本作は、第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、大きな話題に。その後公開を迎えたイタリア国内では、監督作史上最大のヒットを記録。監督の新境地かつ真骨頂といえる渾身の傑作が誕生した。
製作は、世界屈指のラグジュアリーブランド・サンローランが、異なる分野の先鋭的なアーティストたちとコラボレーションするという、サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロの継続的な取り組みを反映して映画界へ参入したサンローラン プロダクションが手掛けた。本作ではアンソニー・ヴァカレロ自らが衣装のアートディレクションを担当し、50年代から80年代までの時代の変遷とともに生きる様々な人々を彩る色彩豊かなファッションの数々を作り上げた。さらに北米配給権を今世界の映画ファンに最も愛される気鋭の配給会社A24が獲得。パオロ・ソレンティーノ監督×サンローラン プロダクション×A24。新たなコラボレーションでスクリーンに映し出される贅沢な映画体験をお楽しみに。
<STORY>
1950年、南イタリア・ナポリで生まれた赤ん坊は、人魚の名でナポリの街を意味する“パルテノペ”と名付けられた。美しく聡明で誰からも愛されるパルテノペは、兄・ライモンドと深い絆で結ばれていた。年齢と出会いを重ねるにつれ、美しく変貌を遂げてゆくパルテノペ。だが彼女の輝きが増すほど、対照的に兄の孤独は暴かれていく。そしてあの夏、兄は自ら死を選んだ……。彼女に幸せをもたらしていた<美>が、愛する人々に悲劇を招く刃と変わる。それでも人生を歩み続けるパルテノペが果てなき愛と自由の探求の先に辿り着いたのは――。