モーツァルト時代の音と、現代の最高峰クリエイター陣による美の融合!
第2弾は世界的現代美術作家 杉本博司とのコラボレーションに決定!
ORCHARD PRODUCE オペラ企画 第2弾
Bunkamuraを飛び出し、様々な個性を持つ外部ホールで企画を実施するORCHARD PRODUCE。東急線・都立大学駅に位置する、めぐろパーシモンホールとタッグを組んだモーツァルトのオペラ・シリーズ、第2弾では傑作のひとつ、《ドン・ジョヴァンニ》を新制作上演します。
様々な文化芸術の融合=「Bunkamuraらしさ」の表現として、総合芸術であるオペラに、毎回世界的美術家とのコラボレーションをコンセプトとする本シリーズ。大成功に終えた第1弾《魔笛》千住博(2024年2月)に続き、今回は写真・建築・舞台美術ほか多岐に渡る活動で知られる現代美術作家・杉本博司を迎えての上演となります。すでにパリ・オペラ座でバレエの美術・演出を手掛けた杉本が、初のオペラの舞台をどのように表現するのか、各界からの注目が集まること必至。
気鋭の指揮者・鈴木優人が指揮する、世界的古楽器アンサンブル(管弦楽&合唱)のバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)と、世界トップレベルの招聘歌手、それにひけをとらない最高峰の日本人歌手のキャスティングにより、音楽的・視覚的に最高レベルのプロダクションを目指します。
《ドン・ジョヴァンニ》あらすじ
スペインのある街。従者レポレッロを引き連れ毎夜女性の家へ忍び込む、稀代の色男ドン・ジョヴァンニ。
今宵はドンナ・アンナの部屋へ行くが、彼女の父親である騎士長に見つかって決闘となり刺し殺してしまう。
アンナは婚約者ドン・オッターヴィオに父の復讐をしてほしいと頼む。一方ジョヴァンニは全く懲りずに色事を繰り返す。次の標的は、農民のマゼットとの結婚を控えたツェルリーナ。だが、以前ジョヴァンニに棄てられたドンナ・エルヴィラに邪魔される。そこでジョヴァンニは大宴会を催してツェルリーナを別室に連れ込むが抵抗され、村人一同にバレて怒りを買う。
それでも放蕩をやめないジョヴァンニは、夜の墓所で殺した騎士長の石像に出会い、晩餐に招待する。すると、その石像が本当に現れ、ジョヴァンニに改心を迫るが・・・。
※新制作・全2幕・原語上演・日本語字幕付き