モーツァルト時代の音と、
同時代の建築家G.B.ピラネージによる版画と
現代美術作家・杉本博司の融合が魅せる
「愛」と「死」、「明」と「暗」が交錯する傑作オペラ!
Bunkamuraを飛び出し、様々な個性を持つホールにて上演するORCHARD PRODUCE。すべての席が特等席と言っても過言ではない〈めぐろパーシモンホール〉とタッグを組んだモーツァルトのオペラ・シリーズ第2弾は傑作《ドン・ジョヴァンニ》を全幕上演します。
首席指揮者の鈴木優人率いる古楽器アンサンブル、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の管弦楽と合唱、国内外で活躍する旬の歌手たちによる魔法のような響きを、気鋭の飯塚励生が演出。美術を担当する世界的現代美術作家杉本博司は、モーツァルトとほぼ同時代に生きた建築家・考古学者で多くの版画作品を残したG.B.ピラネージをフィーチャー。衣裳を手がけるのは、比類のないセンスで知られるソニア・パークと、スウェーデン出身のウィリアム・オウェソン。各界からの注目と期待が高まること必至のプロダクションです。
タイトル役のクリストフ・フィラーはオーストリア出身、古楽の分野での活躍も多い気鋭のバリトン。ウィーンで活躍する平野和のレポレッロとのコンビが楽しみです。騎士長のディングル・ヤンデル、ドンナ・エルヴィラのカリーナ・ゴーヴァンは盤石の布陣。初のドンナ・アンナ役に挑む森麻季と彼女を優しく支える婚約者ドン・オッターヴィオ役の山本耕平、マゼットとツェルリーナのキュートな村人カップルに加耒徹と高橋維という日本最高峰のキャストが揃いました。
是非ご一緒に、極上のオペラ体験をお楽しみください!