『せんとくん』を生み出したことで知られる、日本を代表する彫刻家・籔内佐斗司。
彼は日本古来の自然観などをもとに、目に見えない不思議なエネルギーを「童子」というキャラクターに表します。そのかわいらしい生き生きとした表情や、ユーモアたっぷりの動きは、観る人の心を和ませ思わず笑顔にさせるでしょう。
東京藝術大学副学長を経て、現在は奈良県立美術館の館長を務める籔内は、仏像の修復や復元に長年関わり、高い技術と知見で美術界に深く貢献してきました。その経験をもとに作られる木彫作品には、寄木造という伝統的な技法や、漆や日本画の顔料が用いられています。また木彫作品から型取りされたブロンズ作品にも、そのエッセンスを存分に感じ取ることができます。
本展では、脈々と引き継がれる叡智と活力から来る日本人の底力『やまとぢから』をテーマに掲げ、太鼓をたたくエネルギッシュな姿が印象的な、太陽をモチーフとした新作ブロンズを発表。そのほかにも近年制作された木彫や人気シリーズのブロンズ、約50点を展示販売いたします。会場一面にお出迎えする愛らしい童子たちに会って、心を朗らかな気持ちで満たしませんか。
7/7(日) 籔内佐斗司によるトークイベントを開催!
日本を代表する彫刻家で仏師でもある籔内佐斗司が豊富な知見をもとに、仏像の魅力や彫刻作品の「童子」にまつわる解説などについて、お話します。
日時|2024年7月7日(日) 14:00~ (1時間ほどを予定)
場所|渋谷ヒカリエ8階 COURT (Bunkamura Gallery 8/ 前)
参加|入場無料・予約不要
登壇者|籔内佐斗司 /聞き手:塩野秀樹 (ギャラリスト)
詳細はこちら
太陽をモチーフとした新作ブロンズ、初公開!
本展では、太陽の童子をテーマとした新作ブロンズを初公開!
88体の限定販売。こちらの作品については特別にエディション番号のご相談も承っております。
この貴重な機会を、どうぞお見逃しなく。
童子一同、あなたのご来場をお待ちしております!
「日輪坊」
制作年|2024年
サイズ|H180×W208×D86 mm
限定|88体
技法|ブロンズ、金箔、漆台
価格|660,000円 (税込)
※エディション番号はすべてのご要望に添えない場合もございます。