まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険

まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険

まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険

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会場ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)

東京都渋谷区渋谷2-21-1

アクセスマップ

※渋谷ヒカリエのホームページにリンクします

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    一人ひとり、歩いてきた。 そして今、ここで、見つめあう。

    蜷川実花〈 Dancing with Shadows in the Light〉より 2024年
    ©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

    近年、国際的な注目を大きく集めている日本の写真表現。しかしこれまで、その代表として紹介される写真家はとかく男性に偏りがちでした。そうした中、2024年夏には、1950年代から今日まで、表現の世界において重要な役割を果たしてきた女性写真家に光を当てた書籍『I’m So Happy You Are Here』が英仏2か国語で刊行。これにあわせ開催された同名の展覧会は、フランス・アルル国際写真祭を皮切りに世界巡回を続けています。いずれも、新たな角度から日本の写真表現を辿り、その歴史を見直す画期的な取り組みとして高く評価されています。

    その凱旋記念となる本展は、出品作家・展示内容を拡大し30名の女性写真家を紹介するものです。「写真」という枠組みを超え、インスタレーション、コラージュ、映像など、多様なアプローチによる作品約200点が一堂に集結。記憶、身体、日常、ジェンダーなど、様々なテーマに向けられた彼女たちのまなざしと、創造性に満ちたそれぞれの表現。数年後に拡大移転を控えたBunkamuraザ・ミュージアムが、あらゆる個性の渦巻く街・渋谷を舞台に、「写真」を通じて問いかけます。

    出展作家(50音順)

    石内都/石川真生/今井壽惠/岩根愛/潮田登久子/岡上淑子/岡部桃/オノデラユキ/片山真理/川内倫子/小松浩子/今道子/澤田知子/志賀理江子/杉浦邦恵/多和田有希/常盤とよ子/長島有里枝/楢橋朝子/西村多美子/蜷川実花/野口里佳/野村佐紀子/原美樹子/ヒロミックス/藤岡亜弥/やなぎみわ/山沢栄子/米田知子/渡辺眸

    島隆(※特別出品)

    Highlights見どころ

    本展は、欧米巡回展の出品作家26名にさらに4名(今井壽惠、岩根愛、藤岡亜弥、米田知子)が加わり、総勢30名による女性写真家たちの作品が一堂に会する前例のない大規模展となります。展示内容も一部変更・拡張し、ヒカリエホールの広い空間を生かしたインスタレーションを実現(岩根愛、小松浩子、多和田有希、長島有里枝)。さらに観客参加型作品(澤田知子「OMIAI♡」人気投票)や映像プロジェクション(川内倫子、蜷川実花)など、ここでしか見ることができない大変貴重な内容となります。

    小松浩子 《Exhibition view of Komatsu Hiroko: Second Decade, Joseloff Gallery at the University of Hartford, Connecticut, the USA》 2022年 ©Hiroko Komatsu, courtesy of MEM(参考写真)

    まなざしの奇跡展 
    3つの見どころ

    1. アルル国際写真フェスティバルを皮切りに14万人を動員した大規模世界巡回展が拡大して待望の日本上陸

      欧州で鮮烈な一石を投じた展示内容を一部変更・拡張し、ヒカリエホールの大空間だからこそ実現できるインスタレーションや映像プロジェクションなど、本展でしか見られない構成でご紹介します。

    2. 世界が注目する日本の女性写真家総勢30名が渋谷に集結

      世界巡回展の出品作家にさらに4名が加わり、計30名の作品が一堂に会します。
      日本の女性写真家による写真史上前例のない大規模展がこの夏実現します。

    3. 渋谷の街と溶け合い、広がり、発信するライブ感あふれる祝祭的展覧会

      本展会期中、新たな対話や出会いを生み出すイベントを会場の内外で多数開催。
      展覧会を中心に様々な問いかけやまなざしが交差します。

    展覧会「I’m So Happy You Are Here」とは

    大型書籍『I’m So Happy You Are Here』(全440頁、Aperture刊・仏語版Editions Textuel刊)の刊行に合わせて、本書の共同編纂者であるポリーヌ・ヴェルマール(ブルックリン美術館写真キュレーター)、レスリー・A・マーティン(Printed Matter エグゼクティブ・ディレクター)、さらに本書寄稿者である竹内万里子の3名による共同キュレーションにより2024年夏、アルル国際写真祭にて開催された展覧会。その後、ハーグ(2025年1月〜5月)、フランクフルト(2025年5月〜9月)を経て、さらにロンドン(2026年6月〜9月)、ニューヨーク(2026年10月〜2027年1月)他へ巡回予定。今回の日本展は、この欧米巡回展を拡大させた特別バージョンであり、またロンドンのThe Photographers' Galleryとほぼ同時開催となる。

    アルル国際写真祭とは

    1970年からフランス・アルルで毎夏開かれる、世界最大規模かつ最古の写真祭。街に散在する歴史的建造物を会場に多彩な写真展やイベントが開かれ、世界の写真シーンに大きな影響力をもつ。

    https://www.rencontres-arles.com/en

    日本展担当キュレーター
    竹内万里子 TAKEUCHI Mariko (批評家・作家、キュレーター/京都芸術大学教授)

    1972年東京生まれ。写真を専門とする批評家として国内外の新聞雑誌、作品集、図録への寄稿、共著書多数。フルブライト奨学金を受け渡米。東京国立近代美術館、国立国際美術館に客員研究員として勤務。「パリフォト」日本特集、「ドバイフォトエキシビジョン」日本部門など、数多くの展覧会をキュレーション。企画・翻訳に『あれから-ルワンダ ジェノサイドから生まれて』、単著に『矛盾の海へ』、『沈黙とイメージ 写真をめぐるエッセイ』などがある。京都在住。