中村勘九郎×中村七之助『歌舞伎町大歌舞伎』の上演が決定!
落語の「貧乏神」をもとにした新作歌舞伎『福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)』の上演も!
2024年5月3日(金・祝)~26日(日)新宿・東急歌舞伎町タワーのTHEATER MILANO-Zaにて、中村勘九郎×中村七之助による『歌舞伎町大歌舞伎』の上演が決定!
歌舞伎の古典から新作まで幅広い作品に出演するだけでなく、父である十八世中村勘三郎の遺志を受け継ぎ、平成中村座や渋谷・コクーン歌舞伎を牽引するなど、若くして中村屋一門をまとめ、駆け抜けている中村勘九郎と中村七之助。2023年5月に上演された『姫路城世界遺産登録30周年記念 平成中村座 姫路城公演』では、チケットが発売からわずか2日で完売。同年11月に『北九州市制60周年 平成中村座 小倉城公演』、今年の3月に『十八世中村勘三郎十三回忌追善 名古屋平成中村座 同朋高校公演』を実施するなど、全国各地で多くの観客を魅了しています。
新たな挑戦を続ける勘九郎、七之助が、2024年5月に東急歌舞伎町タワーのTHEATER MILANO-Zaにて、『歌舞伎町大歌舞伎』を上演します!
公演の幕開きは、曽我兄弟の仇討を題材にした作品で、荒事の豪快な趣向と華やかさを併せ持つ長唄の舞踊『正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)』。続いて、七夕の夜、牽牛と織女の前に現れた流星が、雷の夫婦と子供、婆の四人の騒動の様子を踊り分ける軽妙洒脱な舞踊『流星(りゅうせい)』。そして、落語の「貧乏神」を題材に、どこか憎めない貧乏神をはじめ、個性豊かな登場人物たちが織り成す世話狂言の新作歌舞伎『福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)』で打ち出しとなります。
元々新宿では、1945 年に空襲の被害を受けた後、戦災復興事業として劇場や映画館などの娯楽機能を集中させようという動きがあり、この地に歌舞伎の劇場の誘致を図っていたことから「歌舞伎町」と命名されました。
歌舞伎の劇場建設は実現しなかったものの、1956 年には当時都内最大規模の劇場・新宿コマ劇場、座席数、広さともに日本一を誇った映画館・新宿ミラノ座を擁する新宿東急文化会館(後の新宿TOKYU MILANO)が開業するなど、エンターテインメントの中心地として発展。新宿コマ劇場は2008 年、新宿 TOKYU MILANO は2014 年に閉館しましたが、2015 年には新宿東宝ビル、そして2023 年には東急歌舞伎町タワーが開業するなど、「エンターテイメントシティ歌舞伎町」を目指し、街づくりを推進しています。
THEATER MILANO-Za は新宿ミラノ座の名前を継承するライブエンターテインメント施設としてオープンし、2024 年春には開業から1 周年を迎えます。周年に彩りを添える、新宿・歌舞伎町の名前の由来でもある歌舞伎公演の幕開けにぜひご期待ください!
----------
■1/23(火)都内にて本公演の記者懇親会が行われました!
勘九郎、七之助、虎之介、鶴松が語る『歌舞伎町大歌舞伎』
https://www.kabuki-bito.jp/news/8737 ※外部サイトにリンクします
----------
※公演日、上演時間、出演者、演目などが急遽予定変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。