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キェシロフスキ没後30年 トリコロール三部作

10/30(金)より限定上映
会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
※渋谷駅前 東映プラザ内に移転し営業しております。 Bunkamuraはオーチャードホールを除き長期休館中です。

© 1993 MK2 Productions / CED Productions / FR3 Films Productions / CAB Productions / Studio Tor © 1993 MK2 Productions / France 3 Cinema / CAB Productions / Film Studio Tor © 1994 MK2 Productions / France 3 Cinema / CAB Productions / Film Studio Tor

ポーランドの巨匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督没後30年を記念して
映画史に輝く伝説的三部作を35mmフィルムで限定上映

【上映作品】
『トリコロール/青の愛』
『トリコロール/白の愛』
『トリコロール/赤の愛』

ポーランドに生まれたクシシュトフ・キェシロフスキ監督は、70年代より優れたドキュメンタリーを多数制作し、監督としてのキャリアを本格化する80年代以降、スタンリー・キューブリック監督も絶賛したTVシリーズ『デカローグ』や長編映画『愛に関する短いフィルム』『ふたりのベロニカ』などで世界中から称賛を集める。今回限定上映となるのは、90年代初頭にキャリアの絶頂を迎えるキェシロフスキ監督が、欧州統合に発想を得て完遂した壮大なプロジェクト「トリコロール三部作<青の愛/白の愛/赤の愛>」。フランス革命の精神「自由・平等・博愛」を込めたトリコロールをモチーフに作られたこの三部作は、それぞれにヴェネチア、ベルリン、カンヌ国際映画祭で初上映の場を得て受賞と共に絶賛され、日本でも東京・Bunkamuraル・シネマでの封切時に大ヒットを記録した。しかし完結編の「赤の愛」完成の2年後、キェシロフスキ監督は96年3月13日に突然の心臓発作により他界、残念ながら本作が遺作となった。

クシシュトフ・キェシロフスキ監督の没後30年を記念した今回の特別上映は35mmフィルムでの貴重な上映となり、上映にあわせて1994年の「トリコロール三部作」日本公開当時に制作された「トリコロールモチーフ」のビジュアルが特別に復刻、チラシとして印刷される。

偶然、運命、そして愛を見つめる詩的なまなざし、エドワード・ヤン監督の作品とも並び称される映画的魅力、盟友プレイスネルが紡ぐ一度聞いたら忘れられないサウンドトラック――没後30年が経ったいまもなお、神秘的な輝きを放ち続ける伝説の三部作が、スクリーンによみがえる。

<上映作品>
『トリコロール/青の愛』Trois couleurs: Bleu
1993年/99分/カラー/35ミリ ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・レジャン

なにものにも縛られない“自由”な人生
事故で愛する夫と娘を失ったジュリー。すべてを捨て、パリで新たな生活をはじめようとするも、夫が書いた未完の協奏曲のメロディーを、そして想い出を忘れることができない。そんな中、知らなかった夫の秘密を知り……。フランス革命の精神「自由・平等・博愛」を込めたトリコロールをモチーフに、独立した物語でありながらそれぞれが“運命”で交錯する三部作。最初を飾るのは『青の愛』で、テーマは“自由<愛の呪縛(記憶)からの自由(再生)>”。ジュリエット・ビノシュの愁いを帯びたまなざし、盟友・プレイスネルの旋律……そのすべてが忘れがたい感情を残す。
©1993 MK2 Productions / CED Productions / FR3 Films Productions / CAB Productions / Studio Tor


『トリコロール/白の愛』Trois couleurs: Blanc
1994年/92分/カラー/35ミリ ジュリー・デルピー、スビグニェフ・ザマホフスキ

“平等”はまやかし。最後に勝つのは“愛”
パリに住むポーランド人の美容師カロルは、性的不能を理由にフランス人の妻ドミニクに離婚を言い渡される。失意に沈む彼がメトロの通路で故郷の音楽を奏でていると、同郷の男に声をかけられ、ともにワルシャワへと戻ることに。故郷の地で生活を取り戻したカロルだが、ドミニクへの恋しさは募るばかり。そこで彼は愛を取り戻すための作戦を思いつく……。三部作の二作目『白の愛』はジュリー・デルピーを主演に迎え、テーマは“平等<愛に平等はあるのか>”。三部作のなかで最もユーモアに溢れた温かいまなざしを感じる本作。ふたりが同じ愛のもとに再び心を通わせるラストシーンは感動的。
©1993 MK2 Productions / France 3 Cinema / CAB Productions / Film Studio Tor


『トリコロール/赤の愛』Trois couleurs: Rouge
1994年/ 96分/カラー/35ミリ イレーヌ・ジャコブ、ジャン=ルイ・トランティニャン

“博愛”という名の美しすぎる概念
大学に通う傍らモデルとしても活動するバランティーヌは、車で犬をはねてしまう。首輪を頼りに訪ねた住所で、盗聴が趣味の孤独な元判事に出会う。心を閉ざす元判事は彼女の優しさに触れ、やがてふたりは互いの孤独を感じ合い、心を開く。三部作の最後にふさわしいテーマは“博愛<すべてを包み込む、無垢な愛>”。青、白、そして赤……三つの物語が見事に絡み合うラストは、キェシロフスキが紡いできた“愛”の奇跡の集大成であり、何度観てもこれ以上ないほどに美しい。三部作の最終章にして、監督の遺作となってしまった永遠の一作。
©1994 MK2 Productions / France 3 cinema / CAB Productions / Film studio Tor

配給
松竹
協力
ビターズ・エンド

上映スケジュール

10/30(金)より限定上映

概要

料金

一般¥2,000 学生¥1,500(平日は学生¥1,200) シニア¥1,300 小・中・高校生¥1,000 障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名様まで)¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日は¥1,200(税込)均一】
※フィルムの状態によっては、映像と音声にお見苦しい箇所がございます。予めご了承ください。

株主優待券は11/2(月)よりご利用いただけます。

チケットガイド

会場

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

東京都渋谷区渋谷1-24-12 渋谷東映プラザ 7F&9F(1F:チケットカウンター)

アクセス

※渋谷駅前 東映プラザ内に移転し営業しております。 Bunkamuraはオーチャードホールを除き長期休館中です。

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