11月23日(木・祝)ロードショーの映画『ゴーストワールド』の公開を記念して、スカーレット・ヨハンソンの出世作であり、絶大な人気を誇る本作を35mmフィルム限定上映!
『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)は、新作『Priscilla(原題)』も期待されるソフィア・コッポラ監督の長編第二作。東京の街灯りの下、来日したハリウッドスターのボブ(ビル・マーレイ)と、写真家のパートナーに付き添い来日した新婚のシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)、寄る辺ない孤独を抱えたふたりがホテルで偶然出会い、互いに心を通わせるさまを繊細に描き、第76回アカデミー賞で最優秀オリジナル脚本賞受賞の快挙、日本でも大ヒットを記録した。はっぴいえんどやMy Bloody Valentine、Phoenix、The Jesus and Mary Chainらの楽曲を使用したサウンドトラックも話題を集め、公開から20年経った今もファンを増やし続ける傑作。
この度のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下での限定フィルム上映は、『ロスト・イン・トランスレーション』と同じくスカーレット・ヨハンソンが出演し、また同じく2000年代以降のムードを決定づけた青春映画の金字塔である『ゴーストワールド』の同館での公開を記念したもので、『ゴーストワールド』のチケット提示での割引サービスも実施。
東京、渋谷も登場する「ネオクラシック」である『ロスト・イン・トランスレーション』を渋谷のスクリーンで、フィルム上映で堪能する絶好の機会となっている。
※フィルムの状態によっては、映像と音声にお見苦しい箇所がございます。予めご了承ください。
過ぎ去っていくとしても、忘れることのない偶然の出会い
ソフィアから「トーキョー」へ、ロマンティックなラブレター
【STORY】
ウィスキーのCM撮影のため来日したハリウッドスターのボブ(ビル・マーレイ)。今ひとつ歯車がうまく噛み合わない妻から逃れる口実と200万ドルのギャラのために、なんとなく仕事を引き受けて東京へやってきた。しかし言葉が通じず、コミュニケーションのとれない人々に囲まれるうちに疎外感を強めていく。写真家のパートナーに付き添って来日した新婚のシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)。しかし、夫は仕事に明け暮れるばかりで、あてもない彼女はホテルの部屋に取り残されてしまう。
「自分の居場所がない」同じように心に空洞を抱えた二人が、同じホテルで偶然出会った。急速にうちとけた二人は、「トーキョー」の街の目も眩むようなネオンと雑踏の中に繰り出していく。
◆11/23(木・祝)よりロードショー
第74 回 アカデミー賞脚色賞 ノミネート
第59 回 ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル)最優秀助演男優賞 受賞
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