小山実稚恵がおくるオール・シューベルト・プログラム
オーチャードホールで長年にわたり印象的なシリーズを続けてきたピアニスト、小山実稚恵が今秋シューベルト・リサイタルを開催します。
最後のピアノ・ソナタ第21番のほか、楽興の時、即興曲から数曲を演奏予定。
シューベルトには近しい想いを感じると以前より語っていた小山が紡ぐ名曲の響きをお楽しみに。
ひそやかなシューベルトのため息が近づいてくる…
叶わぬ願いと知りつつ、音に願いを込め続けるシューベルト。
あまりにも美しい歌はそっと心に寄り添いながら、閉じた心の奥深くにやさしい言葉をかけてくれる。
弾けば弾くほど好きになってしまうシューベルト。
その、シューベルトの歌に身を任せていると、こんな幸せがあるのだと胸がいっぱいになります。
楽興の時と即興曲、そして最後のソナタ。
今思う、感じる、シューベルトプログラムです。
小山実稚恵