
「予言」 油彩、キャンバス 1987年
2023年6月よりBunkamura Galleryは渋谷ヒカリエ8Fに移転し、「Bunkamura Gallery 8/(はち)」をオープンいたしました。
美徳と悪徳、聖と邪が同居する危うくも美しい作品世界で数多の人々を虜にした画家、金子國義。1960年代の混沌とした時代の中で、澁澤龍彦や三島由紀夫に見出され、唐十郎、四谷シモン、コシノジュンコらとともに、時代の寵児として日本のアヴァンギャルド芸術の最前線をリードしました。2015年に逝去するまで、自分の衣食住に至るまで美しくあることに一切の妥協を許さず、絵画のみならず舞台美術や演劇、写真、着物のデザインなど幅広いジャンルで活躍し、世代を超えて今も尚高い評価を得ています。
その生涯を通じて享受し人並外れた情熱とセンスを以て磨き続けた美の表象である幾多の作品は、純粋かつ魔性的な魅力を宿します。聖なるエロティシズム、退廃のダンディズム、それら背徳がうずめく秘密の園で、あらゆる本能と美しさが倒錯し唯一無二の耽美な世界へと変貌をとげ、観る人の心を陶酔へと惹きこみます。
没後11年を迎える本展では、生前に描かれた貴重な油彩画やリトグラフ、ドローイングを中心に展覧販売。金子國義の遺した美貌のエッセンスに心ゆくまで酔いしれてください。















