ザ・ミュージアムにて5月23日に開幕を予定していた展覧会『東京好奇心 2020 渋谷』（主催：NPO東京画・Bunkamura）は開催延期となりましたが、「写真が持つ力が、今こそ何かを変えることができる」という信念のもと、新しい会期（現在調整中）に向けて、歩みを止めることなく進み続けています。

世界中の人々がかつて経験したことのない状況に直面する今、「東京、そして日本の未来を、写真を通して見つめ直す」ことをテーマに掲げ、立ち上がった企画『東京好奇心』は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に奮闘する医療関係者並びにワクチン開発への寄付を目的とし、『東京好奇心 2020 渋谷』＜展覧会オリジナルチャリティグッズ＞を製作しました。本企画に賛同する『東京好奇心』参加作家の写真集も販売。グッズ・写真集の売上げの一部は国立国際医療研究センターに寄付します。また、「Curator’s Memoire」と称し、東京画のファウンダー/キュレーター・太田菜穂子と世界中の写真家たちとの交流を記憶したオリジナルプリントや手紙、本も展示。『東京好奇心』の源泉をご覧いただきます。

Box Gallery横に新しく設置されたエントランス ウォールでは、NPO東京画が2011年の東日本大震災を機に創設されてから今日までの多岐にわたる活動をご紹介。この10年間、ベルリン、パリをはじめとする数々の都市における東京画の軌跡をたどります。