
カンヌ
キャンバスに広がる自由な色彩と大胆な構図。吉岡耕二は、1967年24歳でパリ国立美術学校に学び、世界の様々な土地を巡り絵筆を走らせてきました。都市の面影、海と空が交差する地平線、浮かび上がる建造物、そのどれもが吉岡の手により、新たな色彩と自由なフォルムでキャンバスに現れ、観る者の心に鮮烈なワンシーンを残します。
1997年、Bunkamuraで初個展を開催し描いたのがエーゲ海。それ以降、ニューヨーク、イタリア、シチリア、イスタンブール、カリブ、スペイン、ポルトガル等、様々な土地を巡り描き続けてきました。降り注ぐ太陽の光は、吉岡の独自のフィルターを通ることで、存在感のある鮮やかな色彩へと変換されるのです。
そして16度目となる本展では、情緒溢れるパリの街並みを中心にフランス各地の風景を描いた新作を中心に展覧販売します。吉岡の原点ともいえる地、鮮やかな色彩の奥から溢れる情熱の旅をご堪能下さい。