日本画というカテゴリーに捉えるにはあまりにも自由すぎる作品の数々。
伝統に重きを置かれることが多いジャンルであるが、そもそも日本画の長い歴史の中でも素材・技法は時代によって変化し続けている。その名も明治期に西洋からやってきた油絵と区別するために生まれた呼び名であり、明治以前はその呼び名は無かったのである。今日まで日本画とは何か、問い続けられているように日本画の定義とはあいまいなものである。
年末年始の恒例企画となった今展もついに第四弾。
今回集まった7名の作家は各々素材・技法は異なり、独自の表現で日本画家としてではなく、一人のアーティストとして新たな可能性を解放していく。今後も目が離せない実力派の作家たちにご期待いただきたい。
<参加作家>
・秋葉 麻由子 ・坂本 藍子 ・水津 達大 ・ディー・チン
・松村 侑紀 ・水野 香菜 ・谷津 有紀
※追加出展決定※ 12/10付
大河原 典子作品もWall Galleryにて展示予定。