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暮らしの思想 佐藤真 RETROSPECTIVEThe Philosophy of Living: SATO Makoto RETROSPECTIVE

5/24(金)~6/20(木)特集上映
会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
※渋谷駅前 東映プラザ内に移転し営業しております。 Bunkamuraはオーチャードホールを除き長期休館中です。

【上映スケジュールはこちら】

【上映作品】
<4K RESTORED>
・『まひるのほし 4K』
・『花子 4K』
・『エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K』
<特別上映作品>
・『阿賀に生きる』
・『阿賀の記憶 2K』
・『SELF AND OTHERS 2K』

*『まひるのほし 4K』『花子 4K』『エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K』は日本語字幕付きで上映します。

17年前、49歳で突然この世を去った稀代のドキュメンタリー作家 佐藤真
アート、パレスチナ、記憶、様々なテーマを通じて佐藤が見つめた彼方とは――
映画史に燦然と輝く傑作の数々がレストアでいま蘇る

革新的手法と映画哲学によって数々の傑作を世に残したドキュメンタリー作家、佐藤真。
ありきたりの「日常」を撮り、その中に潜むもうひとつの世界への入り口を探し、言葉にからめとられる前の世界の感触を伝えた。2007年に49歳で突然この世を去ったが、今なお多くの人たちに影響を与え続けている。

今回のレトロスペクティブでは、知的障害者と呼ばれる7人のアーティストたちの活動を通して芸術表現の根底に迫った『まひるのほし』(1998)、重度の自閉症を抱えた一人のアーティスト今村花子と、彼女を取り巻く家族の物語『花子』(2001)、パレスチナの窮状と真実を世に伝え、和解と共生の地平を探り続けた知識人エドワード・サイードの不在を見つめた『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(2005)の3作品を4Kレストア上映。また、日本のドキュメンタリー映画の金字塔と言われている、新潟水俣病の舞台ともなった阿賀野川流域に暮らす人々を描いた長編デビュー作『阿賀に生きる』(1992)と、その10年後の人々を捉えた『阿賀の記憶』(2004)、『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の濱口竜介監督作『寝ても覚めても』でもその作品が引用された、孤高の写真家・牛腸茂雄の作品世界に肉薄する『SELF AND OTHERS』(2000)もあわせて上映。

【作品紹介】

<4K RESTORED>

『まひるのほし 4K』
©1998 「まひるのほし」製作委員会
監督:佐藤真|製作:山上徹二郎/庄幸司郎|撮影:大津幸四郎|撮影監督:田島征三|録音:久保田幸雄 
1998/93分/カラー/DCP(4Kレストア)/スタンダード 
うっかりすると我が⾝も私の常識もその刃先でスッパリと切りきざまれてしまう。(佐藤真)
表現の快楽、芸術表現の根底に迫る傑作
7人のアーティスト。彼らは、知的障害者と呼ばれる人たちでもある。兵庫県西宮の武庫川すずかけ作業所、神奈川県平塚の工房絵(かい)、滋賀県信楽の信楽青年寮を舞台に、それぞれ独特のこだわりを生かして創作に取り組む彼らの活動を通し、芸術表現の根底に迫る。

『花子 4K』
©2001 シグロ
監督:佐藤真|製作:山上徹二郎|撮影:大津幸四郎|音楽:忌野清志郎/ラフィータフィー|録音:弦巻裕|編集:秦岳志
2001年/60分/カラー/DCP(4Kレストア)/スタンダー
くり返される当たり前の日常が、すでにひとつの確固たる〈表現〉として屹立していると私には思われた。(佐藤真)
アートを⼊り⼝にしたこの映画の出⼝には家族の⽇常が広がっていた。
京都府の南端、大山崎町に暮らす今村花子は、夕食の残り物を素材にした「たべものアート」の作家である。このユニークなアートの発見者である母・知左は、6年に渡って花子の「作品」を写真に撮り続けてきた。一人のアーティスト今村花子と、彼女を取り巻く家族の物語。

『エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K』
©2005 シグロ
監督:佐藤真|撮影:大津幸四郎、栗原朗、佐藤真|企画・製作:山上徹二郎|協力プロデューサー:ジャン・ユンカーマン|整音:弦巻裕|編集:秦岳志
2005年/137分/カラー/DCP(4Kレストア)/スタンダード
そこにサイードが終生希望を託そうとした未来が見えると思った。(佐藤真)
パレスチナの窮状を、真実を、和解と共⽣の地平を、探る。
ポストコロニアル研究の巨星であり、パレスチナの窮状を全世界に示し、権力に対して真実を語り続けた知識人エドワード・サイード。その不在をみつめ、イスラエル・アラブ双方の知識人たちの証言を道標にサイードが求め続けた和解と共生の地平を探る。サイードの意志と記憶を辿る。

<特別上映作品>

『阿賀に生きる』
©1992 阿賀に生きる製作委員会
監督:佐藤真|製作:阿賀に生きる製作委員会|撮影:小林 茂|音楽:経麻朗|録音:鈴木彰二
1992年/115分/カラー/DCP/スタンダード
人間の命の讃歌をまるごとフィルムに焼き付けたドキュメンタリー映画の金字塔。
新潟県を流れる阿賀野川。新潟水俣病の舞台ともなった川。川筋に住む人びとは愛情を込めて「阿賀」と呼ぶ。7人のスタッフがその川筋に住み込み、そこに住む人びとを3年間にわたって撮影した。

『阿賀の記憶 2K』
©2004 カサマフィルム
監督:佐藤真|撮影:小林 茂|録音:菊池信之| 音楽:経麻朗|編集:秦岳志|プロデューサー:矢田部吉彦|製作:カサマフィルム
2004年/55分/カラー/DCP/スタンダード
不在と人と風景。そして過去と現在を結びつける映画の不思議さ。
『阿賀に生きる』から10年。映画に登場した愛すべき人びとの多くはこの世を去ってしまった。今は荒れ果ててしまった田んぼや、主を失った囲炉裏などにキャメラを向け、人々が残した痕跡に記憶を重ねていく。過去と現在を繊細かつ大胆に見つめた詩的ドキュメンタリー。

『SELF AND OTHERS 2K』
©牛腸茂雄
監督:佐藤真|撮影:田村正毅|録音:菊池信之|音楽:経麻朗|声:西島秀俊|製作:堀越謙三|製作協力:映画美学校|製作:ユーロスペース
2000年/53分/カラー/DCP/スタンダード
36歳で夭逝した写真家、牛腸茂雄。遺された草稿や手紙と写真そして肉声。
「もしもし、きこえますか。もしもし、きこえますか……」写真家の評伝でもない作家論でもない、ドキュメンタリー映画の新たなイメージを提示する衝撃の映画。孤独な命が全世界へ向けて声を発しているような生々しさが胸を打つ。

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佐藤真

1957年青森県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。
大学在学中より水俣病被害者の支援活動に関わる。1981年『無辜なる海』(香取直孝監督)に助監督として参加。1989年から新潟県阿賀野川流域の民家に住み込みながら撮影を始め、1992年『阿賀に生きる』を完成。ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭銀賞など、国内外で高い評価を受ける。以降『まひるのほし』(98)、『SELF AND OTHERS』(00)、『花子』(01)、『阿賀の記憶』(04)『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(05)など映画監督として数々の作品を発表しながらテレビ作品の編集・構成の他、映画論の執筆など多方面に活躍。京都造形芸術大学教授、映画美学校主任教師として後進の指導にも尽力した。2007年9月4日逝去。享年49。

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【上映スケジュールはこちら】

配給
ALFAZBET、パラブラ
  • チケット先行販売
  • 年会費無料

公式サイトはこちら

上映スケジュール

5/24(金)~6/20(木)特集上映

【上映作品】
<4K RESTORED>
・『まひるのほし 4K』
・『花子 4K』
・『エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K』
<特別上映作品>
・『阿賀に生きる』
・『阿賀の記憶 2K』
・『SELF AND OTHERS 2K』

*『まひるのほし 4K』『花子 4K』『エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K』は日本語字幕付きで上映します。

★6/7(金)~6/20(木)上映スケジュール公開中
*上映スケジュールは本特集ページ内【上映スケジュールはこちら】よりご確認ください。

概要

前売り券情報

ル・シネマ 渋谷宮下7Fカウンターにて特典付き特別鑑賞券販売中!
1枚購入特典:ポストカード/3枚購入特典:トートバッグ・ポストカード(特典は限定数)
※『SELF AND OTHERS』にはご利用いただけません。

※特別鑑賞券をお持ちの方も1Fチケットセンターにて座席指定券と引換が必要です

特別鑑賞券¥1,300(税込)[一般料金¥1,900(税込)の処]

料金

一般¥1,900 学生¥1,500(平日は学生¥1,200) シニア¥1,200 小・中・高校生¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日は¥1,200(税込)均一】

株主優待券は5/27(月)よりご利用いただけます。

チケットガイド

会場

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

東京都渋谷区渋谷1-24-12 渋谷東映プラザ 7F&9F(1F:チケットカウンター)

アクセス

※渋谷駅前 東映プラザ内に移転し営業しております。 Bunkamuraはオーチャードホールを除き長期休館中です。

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