“The Brand-New Concert 2017”開催
国内有数の作曲家や音楽家を招き、最新のデジタル楽器とオーケストラによる演奏。そしてトークと映像を交えて、その曲に隠されたさまざまなデジタルテクノロジーによるサウンドアートを発見するコンサートを開催いたします。
開幕のPart1はデジタルとアコースティックとのサウンドを融合して新しい芸術領域を切り開いた、いわば先駆者としての冨田勲氏の代表作品を演奏する「TOMITA TUNES」に解説を加え、冨田作品の素晴らしさを総監督の渡辺俊幸が語っていきます。曲目は、アニメの名作「ジャングル大帝」や「源氏物語幻想交響絵巻」、そしてシンセサイザーによる名作「惑星」から“火星”を予定しています。
Part2では「The Legend Works」として現代の音楽シーンを走る、服部克久、千住明、渡辺俊幸、川井憲次による演奏に、それぞれの楽曲の中での電子楽器の持つ役割を、映像を交えながら解説していくというユニークなコンサートです。曲目は、服部克久氏の名曲「自由の大地 変奏曲」をはじめ、人気アニメ「宇宙兄弟(渡辺俊幸作)」、大河ドラマのテーマ音楽「花燃ゆ(川井憲次作」、押井守監督による映画“アヴァロン”から「Log in(川井憲次作)」など、それぞれの作曲家が自らの指揮や演奏で名作を紹介していきます。
オーケストラは、ディズニー・オン・クラシックの全国ツアーなど幅広いジャンルの演奏で人気の“THE ORCHESTRA JAPAN”、そしてキーボードプレイヤーであり、多くのライブやアルバムを手掛けてきた篠田元一氏がデジタルパートをプロデュース。パーカッショニストの梯郁夫氏をはじめ国内のトップミュージシャンによるオーケストラとの共演も見ものです。
また、作曲家として数多くの名作を世に生み出し、このコンサートでは総監督を務める渡辺俊幸氏が司会を担当、NHKの「ららら クラシック」の軽妙なトークで人気の加羽沢美濃のアシスタントもコンサートに花を添えます。
テレビドラマ、アニメやゲームなど、日頃親しんでいる曲の中に、最新のデジタルテクノロジーの成果が込められていることを新たに発見できる貴重なコンサートです。ご期待ください。