
撮影:菅野喜勝 提供:テラヤマ・ワールド
自らを「職業・寺山修司」と称した異端のマルチクリエイター、寺山修司。歌人や劇作家、映画監督など多彩なジャンルにおいて様々な顔を持ち、1967年に「演劇実験室◎天井棧敷」を結成すると、常識を打ち破るアングラ演劇で若者たちを激しく熱狂させました。天井棧敷創立メンバーでもある横尾忠則をはじめ、宇野亞喜良、花輪和一らが手掛けた大胆で斬新なアングラポスターは、単なる告知物にとどまらず、劇団の趣向方向性を抽出した旗印となり、それ自体が時代を揺さぶる独立した表現(アート)となっています。
数々の鮮烈な作品を遺し、時代のカリスマとして駆け抜けた彼は1983年に47歳の若さで急逝。しかしその表現は今なお生き続け、10月にはTHEATER MILANO-ZAでミュージカル『獅子 THE LION-BEAT』が上演されるのをはじめ、各地で舞台公演や映画の上映などが絶えず催されるなど、令和時代の今もなお新たな世代を魅了し続けています。
本展では、生誕90周年を迎える寺山修司に焦点を当て、直筆原稿や上演台本など貴重なアイテムの展示(非売)と合わせて、アングラ演劇を席巻した天井棧敷の他、同時代を象徴する唐十郎率いる「劇団状況劇場」や土方巽を代表する「暗黒舞踏」などの公演ポスターやチラシを一堂に展示・販売いたします。異端の才能たちが火花を散らした、濃密なアングラカルチャーをぜひご体感ください。
【出品予定作家】
赤瀬川原平、粟津潔、宇野亞喜良、及川正通、大友克洋、金子國義、合田佐和子、田中一光、寺山修司、花輪和一、林静一、平野甲賀、篠原勝之、横尾忠則、和田誠 他















