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展覧会情報 | ギャラリー

生誕100年 オマージュ 斎藤真一 展
師へ捧ぐ glass works 野田雄一・金沢碧

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2022/7/2(土)~7/13(水)

斎藤真一「紅いヴァイオリン」1986 油彩

画家・エッセイストとして活躍した斎藤真一(1922-1994)は、盲目の女性旅芸人「瞽女(ごぜ)」を越後を中心に自らの足で訪ね、多数の作品を描き上げた。それは留学で訪れたフランスで藤田嗣治の勧めで東北の旅へ向かった先での出会いから始まったものであった。

またヨーロッパ滞在時代から晩年までよく見られる帽子を被り楽器を持った自画像と思われる男性が登場する「さすらい」シリーズと呼ばれる作品らは、どこか寂し気なその佇まいを描いている。それもまた放浪しながら芸を生業として生きる人物像である。

画家としてだけでなくエッセイストとしても数々の賞を受賞、明治の吉原を舞台に描いた著書『吉原炎上』は映画化され絵画作品も多数残している。

今展では代表作『越後瞽女日記』『さすらい』シリーズを中心に油彩・水彩・版画など50点ほど展示。斎藤芸術を敬愛する野田雄一(ガラス作家)、金沢碧(女優・ガラス作家)によるオマージュ作品も加え、斎藤真一の芸術の本質に迫る生誕100年を回顧する記念展となる。

忘れてはならない日本文化を再認識させる作品群と哀愁に満ちた美しさ。じっくりと感じながらご鑑賞いただきたい。


<斎藤真一生誕100年記念イベント開催!>
『金沢 碧ひとり、かたり』
女優でガラス作家の金沢碧による、斎藤真一作品に合わせた朗読。

日時:2022年7月9日(土) 16:00~16:30
会場:Bunkamura Gallery
◆入場無料・予約不要◆
直接会場までお越しください。

※注意事項
会場準備のため、15:20~15:50は会場一部閉鎖いたします。ご了承ください。

プロフィール
  • 斎藤真一
    大正11年(1922年)、岡山県生まれ。
    中学・高校教諭を勤めるかたわら制作する。1959年から60年にかけてフランスに留学。留学中にヨーロッパを原動機付自転車で放浪、藤田嗣治と親交を得る。37年ころより津軽・越後を旅し、盲目の旅芸人瞽女をテーマにいた連作を続け、1970年には東京・銀座の文藝春秋画廊、三越などで「越後瞽女日記展」を開催。その後も、国内で数多くの個展を開催するのみならず、パリ、ケルン、バーゼルなど海外でも個展を開催し、高い評価を得る。41年ころより吉原遊女をテーマにした作画をはじめ、さすらいシリーズなども描いた。

    斎藤真一の名前がひろく知られるようになったのは、1970年に、彼が東京・銀座の文藝春秋画廊で「越後瞽女日記展」を開催して以来である。
    この展覧会は、非常に評判になり、間もなくして河出書房が出版の計画を持ち込み、2年後の72年に三越本店と大阪・松坂屋で「越後瞽女日記・回顧展」が開催され、引き続いて、「瞽女-盲目の旅芸人」が日本放送出版業界から出版され、反響が生じた。
    放送、演劇と相次いで上演され、瞽女唄がレコードとなり、国立劇場では越後から招かれて、瞽女自身が公演をした。
    ごぜ、という言葉を、人々は初めて知り、「瞽」という難しい活字があわただしく多量に使われて新聞・雑誌をにぎわせた。
  • 野田雄一(ガラス作家)
    1955 徳島県生まれ
    1978 徳島大学入学
    1981 瀬戸内晴美 私塾「寂聴塾」第一期卒
    1984 第1回日本パートドヴェール展 銅賞受賞
    1985 東京ガラス工芸研究所第3期卒
    1988 ‘88空間造形富山 大賞受賞
         国際ガラス工芸展 銀賞受賞
    1992 木崎さとこ(芥川賞作家)作『知らない土地に』をもとにビデオアート共作
    1995 「日本現代ガラス展」(現代ガラスギャラリー/スペイン)
    1996 「’96 日本のガラス展」(小田急美術館/新宿)
        「とやま現代作家シリーズ」(富山県立近代美術館)
    1997 富山ガラス造形研究所助教授
        「とやま現代作家シリーズ」招待出品(富山県立近代美術館)
    1998 「ガラスの香水瓶展」(藤田喬平ガラス美術館/宮城)
    1999 「‘99日本のガラス展」(小田急美術館/新宿)
    2000 「GLASS SONNET vol.4」(東急百貨店/渋谷)
    2001 「ガラスの魅力展-21世紀を造形するアーティストたち-」(姫路市立美術館・兵庫)
    2002 ノーベル化学賞田中耕一氏に富山市名誉市民の副賞として『宇宙卵』を贈呈
    2003 富山ガラス造形研究所教授、「第4回北日本美術大賞展」選奨(富山県民会館美術館)
    2004 ウラジオストック国際映画祭のグランプリ受賞トロフィーを制作
    2005 「富山の美2005 7人のいま・未来展」(富山県立会館美術館)
        「斎藤真一×野田雄一 ~師へ捧ぐGlass Works」(不忍画廊/八重洲)
    2006 「スーパーエクスタシー 至福への旅路」(神奈川県民ホール)
    2007 第4回円空大賞 円空賞受賞
    2008 「野田雄一×斎藤真一」(不忍画廊/八重洲)
    2015 「瞽女/GOZE 斎藤真一と野田雄一 GLASS WORKS展」(不忍画廊/日本橋)
    2016 「万古千秋-神秘の泉 橋場信夫展」にて新作ガラスオブジェ展示(パークホテル東京25Fアートラウンジ)

    <パブリックコレクション>
    ヤナセ富山、フィンランドアートセンター、富山市、富山市芸術文化ホール、富山市天文台、フィンランド国立職能大学、城東ふれあい公園・ガラスゲート
  • 金沢碧(女優・ガラス作家)
    1975 TV ドラマ「北都物語」でデビュー。
    その後「俺たちの旅」等に 出演。舞台,ラシジオドラマ,朗読などで活動。
    1991 テレビ番組の取材でガラスと出会う
    1996 ピルチャックグラススクール参加/アメリカ
    2008 「'08日本のガラス展」(’12,’15,’18)
    2012 個展 巷房/銀座2018 「第54回神奈川県美術展」
    2016 多摩美術大学大学院美術研究科工芸専攻修了
    2022 多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程 満期退学

    JGAA(日本ガラス工芸協会)会員
作品紹介/スライドショー
  • 斎藤真一 「雪国の女」 1979 油彩

  • 斎藤真一 「古い街の灯」 1990 油彩

  • 斎藤真一 「お春の死 お春の恋唄」 1977 油彩

  • 野田雄一 「越ノ碧(コシノアオ)硝子」 2022 ガラス

  • 金沢碧 「メメントモリ」 2016 ガラス(参考作品)

概要

開催期間

2022/7/2(土)~7/13(水)

開館時間

10:00~19:00

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主催

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お問合せ

Bunkamura Gallery 03-3477-9174

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