松尾スズキ3年ぶりのシアターコクーン降臨!
新ユニット“スーパーマツヤス”で、自身初のダンス公演に挑む!
「大人計画」の主宰であり、作家・演出家・俳優とマルチに活躍する松尾スズキが、振付家・ダンサーの康本雅子とタッグを組み、自身初となるダンス公演に挑みます。
数々の舞台作品を生み出し、近年はミュージカル作品も精力的に創作している松尾が満を持してダンス公演に挑むにあたり、代表作ともいえるミュージカル『キレイ-神様と待ち合わせした女-』初演(2000年)以来厚い信頼を寄せる、康本雅子とダンスユニット「スーパーマツヤス」を結成!
そのvol.1公演として、南米のとある街に流れついたひとりの女と孤独な老人の人生を描いた『海辺の独裁者』など、松尾が執筆したいくつかの短編小説をモチーフに、康本が歌と芝居とを織り交ぜたダンス作品として立ち上げます。

出演者には、本作の演出・振付を担う康本雅子と、そのもとに集結した鈴木春香、中村駿、阿部真理亜、水島晃太郎といった実力あるダンサー陣4名に加え、松尾が常任講師を務める「コクーン アクターズ スタジオ」の卒業生(第1期・2期生)から羽衣、とねり、村井友映、倉元奎哉、そして「大人計画」から宮崎吐夢を迎えます。
さらに松尾も『シブヤデマタアイマショウ』(23年)以来、実に3年ぶりにシアターコクーンの舞台に立つことになり、ついに自身の教え子たちとの初共演が叶います。
上演にあたっては休館中のBunkamuraシアターコクーンが2日間限定で復活します。
再開前のシアターコクーンで踊る松尾スズキを目撃できる、おそらく最後の機会です。
どうぞご期待ください!

















と思ったとき
ダンス公演
という言葉が頭に浮かんだ
ダンス公演
……やったことない
だとしたら、悔いのないようやるべきだ
そして盟友である康本雅子の名が浮かんだ
すると、様子が見えた
わたしには、様子が見えた
うん
やるべきだ
松尾スズキ
<プロフィール>
1988年に「大人計画」を旗揚げ、主宰として作・演出・出演を務めるほか、小説家・エッセイスト・脚本家・映画監督・俳優など多彩に活躍中。『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で第41回岸田國士戯曲賞を、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を、『命、ギガ長ス』で第71回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。小説『クワイエットルームにようこそ』、『老人賭博』、『もう「はい」としか言えない』は芥川賞候補となった。主演したテレビドラマ『ちかえもん』は第71回文化庁芸術祭賞ほか受賞。2020年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督、23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授、26年4月よりBunkamura顧問演出家に就任。23年12月には、自身初の個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を開催。24年4月より「コクーン アクターズ スタジオ」主任、26年4月より学長を務める。
近年の公演としては、『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(26・25・作・音楽)、『クワイエットルームにようこそ The Musical』(26・作・演出)、『シブヤデマチマショウ』(25・構成・演出)、『ない』(25・作・演出)、朗読劇『蒲田行進曲』(24・演出)、『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』(24・作・演出・出演)、『命、ギガ長スzzz』(24・作・演出)、『シブヤデマタアイマショウ』(23・総合演出・構成台本・出演)、『ツダマンの世界』『ドライブイン カリフォルニア』『命、ギガ長スW(ダブル)』(22・作・演出)、『パ・ラパパンパン』(21・演出)、『シブヤデアイマショウ』(21・総合演出・構成台本・出演)、『フリムンシスターズ』(20・作・演出)、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』(19・14・05・00・作・演出)、『命、ギガ長ス』(19・作・演出・出演)、などがある。
松尾さんの演出の一番の魅力はあすこにあると思ってて、現場を共にする度いいないいなと思うあまり、自分の作品でもあすこを狙うのが当たり前になっている。
ので、今回の舞台でそれが白日の下に晒されるのならば本望なのです。
康本雅子
<プロフィール>
始まりはダンサー、いつの間にか振付家。国内外での作品上演のほか、音楽、映像、アニメ、美術など異ジャンルとの共同作品や市民参加型公演の演出・振付も行う。
これまで演劇では松尾スズキ、白井晃、宮城聰、柴幸男、長塚圭史、稲葉賀恵の作品に振付で参加。近年、ワークショップの企画運営を行う団体「ああ99ビビ」を立ち上げ『マジな性教育マジか』や『子どもどるダンス部』を始動中。2026年4月より横浜赤レンガ倉庫1号館振付家に就任。
左利き水瓶座、子どもの頃の夢は生物学者。海の街に生まれ、クラシックバレエとジャズダンスに明け暮れる青春時代を経て、海外でダンサーとして就労、放浪、候。カナダ、ドイツ、リトアニア、ノルウェー等を拠点に、各カンパニーのツアー公演では数十カ国をまわる傍ら各地でWSを行い、お気に入りのリュックが壊れた頃には日本再発見。現在は拠点を日本に移し、康本雅子、東野祥子、井田亜彩実、柿崎麻莉子、横山彰乃、ハラサオリ、小暮香帆等の作品に参加する傍ら、身軽で居ることをモットーにモデルや映像出演などを含め表現の幅を広げ、はらりと楽しんでいる。近年は、子どもの頃から好きだった身体遊びを研究しながらダンスの種を見つけることに興味があり、小学校や未就学児の親子などを対象にアウトリーチやWSなども行う。
中村駿:
振付家・コンテンポラリーダンサー。ブレイクダンスの要素を取り入れ振付を行っている。海外での作品発表・WS(台湾、ベトナム、韓国)、学校・島・空港でのWS、商店街や競馬場でのパフォーマンス、音楽家や映像作家とのセッション、オペラ振付・出演、MV出演と幅広く活動している。代表作にSAI Dance Festival 2023グループ部門優秀作品賞を受賞した『Avalon』、国内ダンス留学@神戸 for TEENSのプログラムで上演した『カミノコエ』等がある。横浜ダンスコレクションEX2014 コンペティションII 最優秀新人賞を始めとし受賞歴多数。長塚圭史、多田淳之介、近藤良平、山田うん、森下真樹、鈴木ユキオ、広崎うらん、平原慎太郎等の著名振付・演出家の作品に多数出演。近年の主な出演作品に、東京2020オリンピック開会式、Vaundy『泣き地蔵』MV 、NISSAY OPERA 2023 『マクベス』、森下真樹振付・演出『踊れ!第九』など。
阿部真理亜:
中性的な身体性と長い四肢を生かした触覚的なムーブメントを特徴とし、抑制された「静」と情動的な「動」のあわいに漂い、存在や知覚の境界に揺らぎを生む身体表現を探究している。身体が場所や言葉、気配に呼応して立ち現れる瞬間に関心を持ち、サイトスペシフィックな空間や劇場、映像など多様なメディアを横断して作品を展開。振付・演出も手がける。近年ではダンサーとして米津玄師ライブツアー、舞台『千と千尋の神隠し』、Rhizomatiks × ELEVENPLAY『Syn :身体感覚の新たな地平』、水中めがね∞、ハラサオリの作品などに参加。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業、東京藝術大学大学院映像研究科修了。ヨコハマダンスコレクション2025にて若手振付家のための在日フランス大使館・ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル賞を受賞。
水島晃太朗:
1999年より和田朝子・和田伊通子に師事。国内外のコンペティションにて第1位など受賞多数。森山開次が手掛けた『サーカス』、『NINJA』、『星の王子さま』、『火の鳥』、『ラ・ボエーム』、『TRAIN TRAIN TRAIN』、K-BALLET Opto『踊る。遠野物語』、東京2020パラリンピック開会式に出演。平山素子『兵士の物語』、『やおよろず』、『HYBRID *k』、中村しんじ・川野眞子『さーかす』、『ねむり姫』、井田亜彩実『パンタレイ』、『52ヘルツのうた』長塚圭史、白井晃等の演出作品、その他多くの舞踊作品、演劇、映像作品などに出演。筑波大学大学院を修了し、全国の高校・大学ダンス部の指導にも携わる。
羽衣:
「大人計画・別邸」所属。東京都出身。2024年に、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科演劇ゼミ卒業。同年に「コクーン アクターズ スタジオ」に第1期生として入学。2025年に結成されたユニット「ブルードラゴン」 のメンバー。ダンス歴は16年。HOUSE、HIPHOP、JAZZ、CONTEMPORARY、TAPなど、多くのジャンルに触れ、即興ダンスではジャンルの境無く混ざり合った独自の表現を構築。近年の主な出演作に『クワイエットルームにようこそ The Musical』(26)、『辛面つらつら』『シブヤデマチマショウ』『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(25)、『音楽』(24)など。
とねり:
「大人計画・別邸」所属。長崎県長崎市出身。大学進学をきっかけに上京し、2025年3月に上智大学外国語学部英語学科卒業。13歳よりアコースティックギターを始め、高校時代には弾き語り動画をインターネット上で発信開始する。ジョン・ニッセル杯をはじめ、英語スピーチ大会での受賞歴多数。2024年、「コクーン アクターズ スタジオ」に第1期生として入学。2025年卒業公演『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』で初舞台を踏む。同年に結成されたユニット「ブルードラゴン」 のメンバー。同年『シブヤデマチマショウ』に出演。舞台を中心に活動。
村井友映:
6歳よりクラシックバレエを始める。中学・高校では吹奏楽に打ち込み、高校3年の夏、唐突に社交ダンスを始める。その後ジャズダンスに興味を広げ、何故か演劇の大学へ。桐朋学園芸術短期大学在学中にコンテンポラリーダンスと出会い「踊り」が自由になる感覚と身体の奥深さに惹かれる。卒業後は舞台を中心に活動し、熊谷拓明、宮河愛一郎の振付作品に出演するほか、振付助手としても経験を積む。2024年に「コクーン アクターズ スタジオ」に第1期生として入学。現在は俳優としての活動を軸に、踊りで培った身体性を活かした表現を追求している。近年の主な出演作に、ヨウ+『BLINK 双面改瞬間真似』(26)、『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(25)、『ヘルマン』(24)、舞台『ロミオとジュリエット』カンパニーデラシネラ×大宮エリー『青い気配』(23)、『夏の夜の夢』(22)、ダンス劇『咲く、白。』(21)など。
倉元奎哉:
俳優。ダンサー。1997年奄美大島生まれ、東京都新宿区育ち。尚美学園大学舞台表現学科演劇コース卒業。大学在籍時より舞台を中心に活動。学生時代のスポーツや武道で培った身体能力を活かし北尾亘、スズキ拓朗、平原慎太郎らの振付作品に参加。近年の主な出演作に『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(26)、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』(24)、CHAiroiPLINおどるシェイクスピア『BALLO〜ロミオとジュリエット〜』(23)、『パンドラの鐘』『浜辺のアインシュタイン』(22)、青蛾館『毛皮のマリー』(19)など。「コクーン アクターズ スタジオ」第2期生。
宮崎吐夢:
1992年より「大人計画」に参加。劇団公演を始め、外部公演や映画、ドラマに出演するほか、自身でイベント・ライブの企画・演出も行う。また、ドラマ脚本・小説・コラムの執筆やCD・DVDをリリースするなど様々な分野で精力的に活動。
近年の主な出演作に、舞台『千と千尋の神隠し』(24~26)、『もうがまんできない』(23・20)、『パチンコ(上)』(22)、映画『災 劇場版』(26)、『隣のステラ』『女神降臨』『サンセット・サンライズ』(25)、『ラストマイル』『カラオケ行こ!』(24)、ドラマ『シャドウワーク』(25・WOWOW)、『魔物』(25・EX)、『絶メシロード開幕編』(25・TX)、『海に眠るダイヤモンド』(24・TBS)、『いちばんすきな花』(23・CX)など。今後は、ゆうめい音楽劇『あわせて』(2026/7/24~26・渋谷ユーロライブほか)に出演予定。