蜷川幸雄の代表作に豪華キャストが再び集結!

上段左より)藤原竜也、溝端淳平、鈴木杏
下段左より)塚本幸男、吉田鋼太郎、白石加代子
2016年5月に亡くなった演出家・蜷川幸雄氏の代表作『ムサシ』が2021年、蜷川氏の七回忌を前に、追悼記念公演として再演されることが決定しました。
『ムサシ』は劇作家・故井上ひさし氏が書き下ろし、命の尊さ、復讐の連鎖を断ち切ることの大切さを描き、2009年初演されました。翌年にはロンドン・ニューヨークから招待され海を渡り、辛口で知られる英米の劇評家や満員の客席から大喝采を浴びています。イギリス「インディペンデント」などの有力紙が、字幕で上演する外国作品に対して5つ星の高評価を与えるのは大変珍しいことでした。重厚なテーマの中に笑いを盛り込んだオリジナリティ溢れるエンターテインメントとしての評判は世界を駆け巡り、その後もシンガポール・ソウル・上海といった海外からの招聘が相次いでいます。現時点で、世界6カ国10都市、計210ステージで約20万人を動員する名作舞台です。
今回、オリジナル演出の蜷川氏に加えて、「演出」に名を連ねるのは吉田鋼太郎。本作はもちろんのこと、数多くの蜷川作品に参加し、2016年には彩の国シェイクスピア・シリーズの芸術監督のバトンも受けています。
初演から一貫して宮本武蔵を演じるのは藤原竜也。確立した演技力で座長として作品をリードします。藤原武蔵に対するのは、舞台や映画での活躍はもちろんのこと、日曜劇場「天国と地獄」の八巻役も記憶に新しい溝端淳平。加えて、先日発表された第28回読売演劇大賞で大賞と最優秀女優賞を受賞したばかりの鈴木杏や、舞台や映像で揺るぎない存在感を放つ白石加代子、シェイクスピアから現代劇まで多くの作品に出演する塚本幸男ら、蜷川作品には欠かせない超豪華キャストが再集結いたします。
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