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メイメイ

1/8(金)よりロードショー予定
会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
※渋谷駅前 東映プラザ内に移転し営業しております。 Bunkamuraはオーチャードホールを除き長期休館中です。

姉妹だから。 姉妹なのに。
異国で生きる孤独と、家族との距離を見つめる、ふたりの姉妹の物語。

映画づくりに奔走する者たちを描いた初長編『走れない人の走り方』が多くの映画ファンに支持され、期待の新人監督に贈られる「第29回 新藤兼人賞」の最終選考監督のひとりにも選出された蘇鈺淳(スー・ユチュン)。東京藝術大学大学院の卒業制作として手がけた前作に続く2作目の長編『メイメイ』は、監督自身と同じく台湾をルーツに持つ姉妹の物語を軽妙な筆致で描いた作品だ。それぞれ異なる人生を選んだ姉妹の歩みが、彼女たちにとって近くて遠かった日本の都市の中で交差していく。

本作は、「第30回PFFプロデュース作品」として誕生したもの。映画界の新しい才能の発掘と紹介を担ってきた「PFF」が、企画開発から製作、そして劇場公開に至るまで、トータルでプロデュースする。短編映画『豚とふたりのコインランドリー』が「第43回ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2021」で審査員特別賞を受賞し、ここで見出された蘇監督の才能が、新時代の長編映画の形として結実した。

物語は、とある日本映画の撮影現場からはじまる。台湾出身の俳優・昀鎂(ウェンメイ)は来日して5年が経つが、まだ日本語のセリフを口にすることに大きな難しさを感じている。出番直前まで練習を繰り返すものの、本番では監督からの「OK」がなかなか出ない。そんな夜、台湾からやってきた姉の慧玲(フイリン)とその夫の季平(ジーピン)を迎えることになっていた。それまで疎遠になっていた姉妹の人生が、やがて溶け合っていくこととなる。

団塚唯我監督の『見はらし世代』、坂西未郁監督の『メモリィズ』、さらには池本陽海監督の『ディッシュアップ』など、同世代の若い才能たちの長編デビュー作に、出演者のひとりとしても関わりのある蘇監督。そんな彼女の創作に集ったのはユニークで多彩な面々だ。台湾からやってきた昀鎂と慧玲の姉妹を演じるのは、台湾で活躍する王渝萱(ワン・ユーシュエン)とその姉の王渝屏(ワン・ユーピン)。異郷の地で交わるふたりの女性を実の姉妹が演じている。この姉妹の物語と並走し、特別な関わりを持つ存在として、慧玲の夫である季平役を朝井大智、昀鎂が出演する映画の助監督・富田役を水間ロン、慧玲と季平の物件探しをアテンドする土山役を門田宗大が演じているほか、台湾で人気のイラストレーターで漫画家の高妍(ガオ・イェン)、日本が誇るバイプレイヤーの森下能幸らが重要な役どころを担っている。

脚本は『走れない人の走り方』に続き、東京藝術大学大学院で蘇監督と同期であった上原哲也、石井夏実との協働により紡ぎ出したもの。スタッフには、撮影の柳島克己、音響の黄永昌、編集の大川景子など、日本映画界の中核を担う顔ぶれが並んでいる。この座組からも、蘇監督にかかる期待がうかがえるだろう。

本作で蘇監督が描いたテーマは、“コミュニケーションの不確かさ”だ。私たちは何を拠り所にして、他者と理解し合い、そして分かり合えなさを実感するのか。蘇鈺淳という若き映画作家の真摯で温かな眼差しが注がれている。創作のため、自身の人生を歩むために台湾から日本にやってきた彼女の視点を介して、私たちは他者と関わり合うことの困難と豊かさを体感することになるだろう。

<STORY>
母国の台湾を離れ、日本で俳優活動をしている昀鎂(ウェンメイ)。来日してから5年が経つものの、母語でも母国語でもない日本語のセリフを扱うのは難しい。そんな昀鎂は主演に抜擢された映画の撮影初日、自分の出番の直前まで、ボイスレコーダーに吹き込んだセリフを再生しながら練習を繰り返していた。けれどもいざ本番がはじっても、監督からの「OK」はなかなか出ない。その日の夜、昀鎂は姉の慧玲(フイリン)とその夫である季平(ジーピン)を迎えることになっていた。台湾で企業勤めだった慧玲の日本支社への異動が決まり、新天地での住居探しにやってきたのだ。姉とはどうにも相性が合わないが、昀鎂は不本意ながらその通訳を務めることになっている。同じバックボーンを持ちながら、まったく異なる人生を選んだ姉妹。うまく分かり合えないふたりの歩みが、いくつもの人々の営みの中で交差する――。

監督
蘇 鈺淳(スー・ユチュン)
キャスト
王 渝萱、王 渝屏、朝井大智、水間ロン、門田宗大、高 妍、森下能幸
作品情報
2025/台湾/110分
受賞
ノミネート
第26回高雄映画祭「Taiwan Trans-border」部門出品
配給
ソウルマンワークス

公式サイトはこちら

上映スケジュール

1/8(金)よりロードショー予定

概要

料金

一般¥2,000 学生¥1,500(平日は学生¥1,200) シニア¥1,300 小・中・高校生¥1,000 障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名様まで)¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日は¥1,200(税込)均一】

チケットガイド

会場

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

東京都渋谷区渋谷1-24-12 渋谷東映プラザ 7F&9F(1F:チケットカウンター)

アクセス

※渋谷駅前 東映プラザ内に移転し営業しております。 Bunkamuraはオーチャードホールを除き長期休館中です。

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