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89歳の生涯を閉じた不世出の映画人ロバート・レッドフォードに敬意を表し、彼の主演作中でも人気の高い『追憶 4Kリマスター版』を上映
脚本家のアーサー・ローレンツ自身が実際に体験した学生運動をもとに台本を書き起こした70年代を代表する傑作ロマンス。第二次世界大戦直前の1937年の大学反戦運動から1950年代を背景に、価値観も性格もまったく異なる男女が深く愛しあい結婚するも、時代に翻弄され、別離を選び、そして…約20年にわたる壮大な愛の物語。冷戦を背景に西側諸国で行われた「赤狩り」を描いた初のメジャー作品でもある。ヒロインを演じたバーブラ・ストライサンドが歌う主題歌も大ヒット、アカデミー作曲賞と歌曲賞をダブル受賞した。監督は、『出逢い』(79)、『愛と哀しみの果て』(85)、『ハバナ』(90)など、レッドフォードが最も多くタッグを組んだ盟友シドニー・ポラック。
『追憶 4Kリマスター版』
1973年/アメリカ/118分/カラー/英語/原題:The Way We Were
監督:シドニー・ポラック
キャスト:バーブラ・ストライサンド、ロバート・レッドフォード、ブラッドフォード・ディルマン、ビベカ・リンドフォース、ジェームズ・ウッズ
1973年度アカデミー賞歌曲賞・作曲賞受賞、主演女優賞・撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞ノミネート
配給:ソニー・ピクチャーズ
70年代を代表するメロドラマの金字塔。
数々の主演作の中でも、レッドフォードの美貌が卓抜した不動の人気作。
激動の時代に出逢い、愛し、別れ、そして…映画史に残る伝説のカップルの誕生。
【STORY】
1937年、大学のキャンパス。政治運動に没頭するケイティーにとって、育ちが良くハンサムなハベルはひそかな憧れの対象だった。卒業から数年を経た第二次世界大戦中のニューヨークで、彼女は海軍大尉となったハベルと偶然にも再会する。二人はいつしか愛し合い、ハベルの除隊後に結婚する。ケイティ―は学生時代から文才のあったハベルに創作をうながし、40年代に彼らはハリウッドに移住する。やがてハベルは脚本家として徐々に頭角を現し認められるようになる。ケイティーは妊娠し、夫婦生活は幸福そのものだったが、その平穏な日々は⾧くは続かなかった……。















