
©Petit Chaos – 2021
7/25(金)よりロードショーのパヤル・カパーリヤー監督作品『私たちが光と想うすべて』の公開を記念して、カパーリヤー監督が2021年に手がけた初長編ドキュメンタリーを期間限定上映!
カパーリヤー監督がインド映画テレビ技術研究所の学生であった自身の体験を元に映画化、第74回カンヌ国際映画祭監督週間に選出、ベスト・ドキュメンタリーを受賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭2023でも大賞を受賞した作品。映画大学の寮から学生 L(エル)の恋文が入った小箱が発見され、L の手紙が語るカースト制度によって阻まれた恋人たちの苦難を背景に、2016年に実際に起こった政府への抗議運動、極右政党とヒンドゥー至上主義者による学生運動の弾圧事件の真実が描き出され、フィクションとドキュメンタリーを自由に行き来するカパーリヤー監督が、叶わぬ愛の物語と記録映像を通じて、インドの社会の問題を炙り出す。変革を望む学生たちの情熱や信念、映画への愛が、闇の中で光り深く心に迫る。