「史上最高の映画」2022年度7位!(Sight&Sound)
「女性監督映画ベスト100」2020年第2位(IndieWire)
現在再評価の機運が高まる、フランスが誇る孤高の映画作家クレール・ドゥニが99年に発表した幻の傑作
『ムーンライト』(バリー・ジェンキンス)、『aftersun/アフターサン』(シャーロット・ウェルズ)が本作の影響を受け、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュも愛してやまないクレール・ドゥニ監督
その“いま誰もが口を揃えて語る”名作が、満を持して日本劇場公開!
2022年度発表されたSight&Sound「史上最高の映画」に堂々の7位にランクインし現在再評価の機運が高まる、フランスが誇る孤高の映画作家クレール・ドゥニが99年に発表した幻の傑作『美しき仕事 4Kレストア版』が2024年5月31日(金)に、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次ロードショーとなることが決定しました。フランス映画界が誇る生きる伝説ドニ・ラヴァンを主演に迎え、目が眩むほどに青いアフリカの海岸を背景に、外人部隊とそれを率いる指揮官の訓練の日々を描く。現在インターネットミームとしても目にするほど、ラヴァンのエネルギッシュな身体性が印象的なラストシーンも必見。
日本では劇場未公開のため長らく映画ファンが待ち望んでいた幻の名作が、遂に4Kレストア版にて公開。
STORY
目が眩むようなあの夏―――
仏・マルセイユの自宅で回想録を執筆しているガルー。かつて外国人部隊所属の上級曹長だった彼は、アフリカのジブチに駐留していた。暑く乾いた土地で過ごすなか、いつしかガルーは上官であるフォレスティエに憧れともつかぬ思いを抱いていく。そこへ新兵のサンタンが部隊へやってくる。
サンタンはその社交的な性格でたちまち人気者となり、ガルーは彼に対して嫉妬と羨望の入り混じった感情を募らせ、やがて彼を破滅させたいと願うように…。
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『ムーンライト』(バリー・ジェンキンス)、『aftersun/アフターサン』(シャーロット・ウェルズ)が本作の影響を受けたと公言し、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュなどが愛してやまないクレール・ドゥニ監督。グレタ・ガーウィグも「美しくてエモーショナル。現実離れしていながら、深く胸を打たれる。」と絶賛し、2019年度BBCによる「女性監督映画ベスト100」第4位、2023年度版TIME誌「過去100年の映画ベスト100」でも選出され、“いま誰もが口を揃えて語る”名作が、満を持して日本劇場公開を果たす。
公開に先駆け、3/20(水・祝)から開催の「横浜フランス映画祭 2024」で最終日3/24(日)を飾るジャパンプレミア、その夜にはBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下での先行上映も開催される。一度見たら忘れもしない目を見張るラスト、そして、大胆に広がる青々しい空を、新たに蘇った画面でぜひ思う存分、堪能してほしい。