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現在世界中で記録的大ヒット上映中の映画『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督による『レディ・バード』(2017)を9月1日より、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』(2020)を、9月8日より期間限定上映!
2002年、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感溢れる片田舎のカトリック系高校から、大都会ニューヨークへの大学進学を夢見るクリスティン(自称“レディ・バード”)。高校生活最後の1年、友達や彼氏や家族について、そして自分の将来について、悩める17歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描く。
グレタ・ガーウィグにとって初の単独監督作となった『レディ・バード』は、郊外のカトリック系高校からニューヨークの大学への進学を夢見る高校生をシアーシャ・ローナンが演じ、ルーカス・ヘッジズ、ティモシー・シャラメら人気俳優が共演した2017年作。全米4館での限定公開からすぐに批評家・観客からの絶賛を集め、アカデミー賞主要5部門ノミネートを達成。青春の輝きだけでなく痛みにも光を当てた本作は「青春映画の金字塔」となった記念碑的傑作であり、「監督・グレタ・ガーウィグ」のキャリアを決定付けただけでなく、いまや人気スタジオとなったA24が誇る作品群のなかでも『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『ヘレディタリー/継承』に次ぐ三番目の興行収入成績を誇る重要作である。
そんなグレタ・ガーウィグ監督の最新作『バービー』の大ヒットを受け、アメリカで年に一度の「National Cinema Day(映画の日)」となった8月27日(日)には、各地の映画館で『レディ・バード』の1日限定復活上映が行われ、大きな盛り上がりを見せた。名実ともに現代映画を代表する監督となったグレタ・ガーウィグが撮り上げた「新たなクラシック」をあらためてスクリーンで体感する絶好のチャンス、ぜひお見逃しなく!