
©2017BETHSABEE MUCHO – PATHE PRODUCTION – TF1 FILMS PRODUCTION- JOUROR CINEMA
その美貌と歌声に、すべてのフランス女性が憧れ、すべてのフランス男性が恋をした―
60年代フランス。ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声で、フランス全土に社会現象を起こし、一躍スターとなったダリダ。ゴールドディスクを受賞し、歌手としての成功を掴んだが、私生活では数々の恋愛に悩み、愛する人との幸せな家庭に憧れ続けていた―。出会いと別れに傷つきながらも、その経験を歌にして、ステージの上で輝き続けるダリダ。
愛に向かって生きた激しく、哀しく、美しい54年の生涯に、誰もが魅了される!
「あまい囁き」、「18歳の彼」など日本でもカバーされたヒット曲に秘められた切ない物語。
"パローレ、パローレ"のフレーズで日本でも大ヒットしたアラン・ドロンとのデュエット「あまい囁き」や、年下の恋人との恋愛を綴った「18歳の彼」、「べサメ・ムーチョ」など、自由奔放な恋愛が赤裸々に歌われている。
一方で、「わたしは病んでいるの」と、苦しい胸の内を歌った曲もある。ダリダの歌には喜びも悲しみもすべてがあり、人生とは何かをわたしたちに教えてくれる。時代を超えてもなお、観る人の心に響くその強く美しい生き様を、映画初主演のイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティが見事に演じきっている。60年代~70年代の洗練されたファッションと、華やかなステージも必見!!