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あのふたりが帰ってきた!芳醇なワインのごとく持ち味を深めた"英国紳士"の極上グルメトリップはまだまだ続く
前作『イタリアは呼んでいる』が日本でも大ヒットとなった、スティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンがグルメ取材の旅に出る人気シリーズ待望の新作『スぺインは呼んでいる』がついに日本解禁。今回の舞台はスペイン。カミーノ・デ・サンティアゴの巡礼ルート、世界遺産の街クエンカやイスラム文化の色濃く残るグラナダなど一度は訪れたい観光名所が、極上の料理やワインと共に五感を楽しませる。旅の道中、郷土料理のフルコースに舌鼓を打ち、豪華なホテルで過ごすだけでなく、その地にまつわる歴史や文化を紹介しつつ、マーロン・ブランドやミック・ジャガーといった大スターたちのモノマネを披露。二人の放つジョークとウィットに富んだ会話は前作を上回る完成度だ。仕事も人生も成功しているふたりだが、恋人とのこと、離れて暮らす息子との関係など悩みはつきない。5泊6日の旅を終える頃、スティーヴはある決断をロブに伝えるのだが…。人生の岐路に立つ中年男性が旅の終わりに気づく本当に大切なものとは?
スペインの歴史とカルチャーを味わう珠玉のロードムービー
一流のエンターテイナーが贈る虚実織り交ざった会話に酔いしれる
スティーヴ役にはコメディアンとして活躍しながら『あなたを抱きしめる日まで』のアカデミー賞脚色賞にノミネートされた実力派俳優スティーヴ・クーガン。ロブ役には7色の声を操るというイギリスを代表する人気コメディアンのロブ・ブライドン。実生活でも親しいふたりから繰り出される、アドリブだらけのウィットに富んだ会話は、お約束の抱腹絶倒。「二人が死ぬまで続きそうだ」(INTERVIEW 誌14年)と『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督に言わしめた大人気シリーズ。
前作に続き、監督は『グアンタナモ、僕達が見た真実』(第56回 ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞)、『イン・ディス・ワールド』(第53回 ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞)の名匠マイケル・ウィンターボトム。プロデューサーと共にリサーチを重ね、世紀を跨ぐベストセラー「ドン・キホーテ」、イギリスを代表する作家でありジャーナリストのジョージ・オーウェル、「スペイン放浪記―ある夏の朝、ふと旅に出て」のローリー・リーをテーマに、60ページに及ぶ撮影資料を作成。まるでドン・キホーテとサンチョ・パンサのようなふたりの珍道中は、コメディタッチでありながらスペインに関する細やかな知識で、観る者の知的好奇心を刺激し楽しませてくれる。