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フランスの古典恋愛小説『危険な関係』を、18世紀の李氏朝鮮を舞台に映画化、2004年に日本で公開され、当時9億円興行収入を記録したペ・ヨンジュン初主演作『スキャンダル』が製作から15年の時を経てデジタルリマスターで鮮やかに蘇る!
時は朝鮮王朝時代。恋愛ゲームを生きがいにしているチョ婦人(イ・ミスク)は、親密な関係にある従兄弟チョ・ウォン(ペ・ヨンジュン)に、夫の妾のソオクを犯してほしいと頼む。だが、彼の標的は、9 年間貞節を守ってきた未亡人チョン・ヒヨン(チョン・ドヨン)。そこで、ウォンは初恋の相手でもあるチョ婦人と、ヒヨンを落とす賭けに出る。ウォンの熱心な求愛を受け、ヒヨンはウォンの手に落ちるが、ウォンは彼女に別れを告げてしまう。ショックでやつれ果てたヒヨンを話の種にしてしまうチョ婦人。それを聞いていたウォンは、ゲームの標的だったヒヨンのことを愛していると初めて気づくのだったが…
本作はフランス古典恋愛小説『危険な関係』を、18世紀李氏朝鮮を舞台に映画化した華麗な恋愛ドラマ。華やかな朝鮮王朝を舞台に、優雅に繰り広げられる恋愛ゲームを描き、時代劇ならではの鮮やかな衣装や装飾品なども高く評価された。「冬のソナタ」で韓流ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュンが、当時80本以上のオファーの中から選んだ初主演作であり、これまでの誠実なイメージではなくプレイボーイを熱演。『シークレット・サンシャイン』などで今や韓国を代表する女優一人となった実力派人気女優チョン・ドヨンとのベッドシーンでも話題となった。そのほか『造られた殺人』のイ・ミスクなどが出演し彩りを添え、監督は『世界で一番いとしい君へ』『フライ・ダディ』などを手がけるイ・ジェヨン。
また、韓国では公開当時「韓国映画最多週末観客数記録」など数々記録を塗り替え、韓国最大映画祭典である青龍映画賞2003で、ペ・ヨンジュンが新人男優賞にも輝いた。