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Bunkamura30周年記念私は、マリア・カラスMaria by Callas

12/21(金)よりロードショー
◆2/7(木)までの上映
会場:Bunkamuraル・シネマ

©2017 - Eléphant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinéma

「幸せも不幸も選べない。神様お願い、打ち勝つ力をください。」
初めての自らの[言葉]と[歌]だけで綴る、ディーヴァと呼ばれた一人の女性の切ない人生の真実

音楽史に永遠に輝く星となったオペラ歌手、マリア・カラス。いちど聴けば忘れられない世界にひとつの歌声と、高度なテクニックを自在に操る歌唱力、役柄とひとつになる女優魂、さらにエキゾティックな美貌と圧倒的なカリスマ性で、観衆を虜にした不世出のディーヴァだ。
スターの座に上り詰めた彼女の名は、数々のスキャンダルによってさらに広まった。28歳年上の男性との結婚、大統領やセレブも駆け付けたローマ歌劇場の舞台を第1幕で降りたことへのバッシング、メトロポリタン歌劇場の支配人とのバトル、ギリシャの大富豪オナシスとの大恋愛、そしてそのオナシスが元ケネディ大統領夫人ジャッキーと結婚したことを新聞で知るという衝撃の顛末。
ドラマティックな人生は幾度か映画化され、マリア・カラスの伝説はコンプリートされたかに見えた。ところが、没後40年にして彼女の未完の自叙伝の存在が明らかになる。彼女に惚れ込んだトム・ヴォルフ監督は、3年の月日をかけた〈真のマリア・カラスを探し求める旅〉でこの自叙伝を入手。さらに彼女の親友たちから信頼を得て、封印されてきたプライベートな手紙や秘蔵映像もふんだんに集めることに成功した。
そこで描かれるのは「誰も知らない」マリア・カラス。スキャンダルやバッシングの嵐の中、プロフェッショナルとしての信念に、倒れても歌うことを諦めなかった壮絶な“カラス”と、ひとりの女性として愛を切望し、千々に心乱され苦悩しながらも、全てを受け入れようと変化していく“マリア”の姿があった。その「圧巻の歌声」は、彼女の偽りない「告白」により、深い哀しみと深い愛を湛え、我々の胸をさらに掴んで離さないものとなる──。


マリア・カラス生歌唱の舞台がたっぷり蘇る!!
「トスカ」より “歌に生き、恋に生き“(プッチーニ)
「ノルマ」より “清らかな女神よ“(ベリーニ)
「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん“(プッチーニ)
「蝶々婦人」より “なんて広い空!“(プッチーニ)
「椿姫」より “さようなら、過ぎ去った日々よ“(ヴェルディ)
「カルメン」より “恋は野の鳥“(ビゼー)          ・・・・他 多数

  • 番組編成担当が語る作品の見どころ

    マリア・カラスといえば、圧倒的な存在感を放つ「20世紀最高のディーヴァ」。その人気とドラマティックな人生ゆえ、過去にもドキュメンタリーや伝記映画が幾つも存在しますが、これまでに見たことのないお宝映像がふんだんに使われているのが本作。彼女の知られざる一面に触れることができます。

    劇中では美しい歌声も十分に堪能できますが、今回のポイントはこれまでモノクロでしか見られなかった映像をカラーで楽しむことができるところ。ファッションなども含め、当時の気分をより味わうことができるだけに、さらなる感動が押し寄せてくるはずです。

    また、マリア・カラスはいまなお語られている「働く女性の幸せとは何か?」といったことに、いち早く向き合っていた女性。自分自身の言葉できちんと語る姿に共感する人も多いと思います。ぜひ、年末年始にモチベーションを上げてから、新たな気持ちで2019年を迎えてみてはいかがでしょうか。
監督
トム・ヴォルフ
出演
マリア・カラス、アリストテレス・オナシス
朗読
ファニー・アルダン『永遠のマリア・カラス』
作品情報
2017年/フランス/114分
配給
ギャガ

公式サイトはこちら

上映スケジュール

<混雑状況の目安>

(2019年2月2日 現在)

平日(毎月1日・毎週火曜は除く)

10:20

12:45

土日祝

10:20

12:45

サービスデー(毎月1日・毎週火曜)

10:20

12:45

落ち着いています

混み合います

大変混み合います

『私は、マリア・カラス』
◆2/7(木)までの上映
[1/28(月)~2/7(木)]
連日... 10:20 / 12:45~(終)14:55

概要

料金

一般・¥1,800 学生・¥1,500 (平日は学生・¥1,100) シニア・¥1,100 小・中・高校生¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日、及び毎週日曜夜の最終回は¥1,100(税込)均一】
※当劇場ではムビチケでのオンライン座席指定は承っておりません。ムビチケご利用のお客様は劇場窓口にて座席指定券とお引換ください。

チケットガイド

会場

Bunkamuraル・シネマ

東京都渋谷区道玄坂2-24-1

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