『新世紀ロマンティクス』公開を記念して、本作の共同プロデューサーである市山尚三さんをお招きしてのトークイベントの開催が決定いたしました!
長年ジャ・ジャンクー監督作品のプロデューサーを務め、共同プロデューサーとして『新世紀ロマンティクス』にも携わっている市山さんより、本作の魅力や舞台裏などをたっぷりお話いただきます。さらに後半はQ&A形式で皆様からの質問にもお答えいただきます!
■日時:5月10日(土) 15:30の回
※上映後トークイベント、Q&A
■ご登壇者:
市山尚三さん(『新世紀ロマンティクス』共同プロデューサー)
■会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
※対象回のお座席指定券をご購入の方のみご参加いただけます。
※やむを得ない事情により中止・内容は変更となる場合もございます。
※当日、マスコミ取材が入る可能性がございます。会場内ではマスコミによる撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。予めご了承ください。
【登壇者プロフィール】
市山尚三(映画プロデューサー、東京国際映画祭プログラム・ディレクター)
東京大学経済学部を卒業後、1987年松竹株式会社に入社。竹中直人監督作品『無能の人』(91)をプロデュースした他、台湾の巨匠、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『好男好女』(95)等3作品をプロデュースする。
その後株式会社オフィス北野に移り、アジアの若手監督の作品のプロデュースを開始。カンヌ映画祭脚本賞を受賞した『罪の手ざわり』(13)等、ジャ・ジャンクー監督の7作品を製作。2000年12月には映画祭「東京フィルメックス」を立ち上げ、ディレクターに就任。2012年より東京藝術大学大学院映像研究科客員教授。2021年より東京国際映画祭プログラム・ディレクター。2019年度第37回川喜多賞受賞。
『新世紀ロマンティクス』
◆5/9(金)よりロードショー
総製作期間22年!ミレニアムの幕開けから、怒涛の変貌を遂げた現在へ。
名匠ジャ・ジャンクーが挑んだ、大胆で斬新で画期的な、これまでにない映画。
『長江哀歌(エレジー)』でヴェネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞、『罪の手ざわり』でカンヌ国際映画祭脚本賞を獲得したほか、作品を発表するごとに世界の映画祭で絶賛され続けている中国の巨匠、ジャ・ジャンクー監督による最新作。
2001年、炭鉱産業が廃れ失職した者で溢れていた山西省・大同(ダートン)。2006年、三峡ダム建設により水没が運命づけられた長江・奉節(フォンジエ)。2022年、マカオに隣接する経済特区として発展する珠海(チューハイ)、そして、すっかり都会と化した大同……。
チャオは大同を出て戻らぬ恋人ビンを探して奉節を訪ね、ビンは仕事を求めて奉節から珠海を訪れる。時は流れ、ふたりはまた大同へ――。恋人たちの関係と比例するように、街は変化していく