●出演
<前半18:30~(予定)>挾間美帆 “m_unit”
挾間美帆(ジャズ/作・編曲、指揮)、土井徳浩(アルトサクソフォン)、庵原良司(テナーサクソフォン)、竹村直哉(バリトンサクソフォン)、ジョナサン・パウエル(トランペット)、林育宏(フレンチホルン)、金子飛鳥(ヴァイオリン)、沖増菜摘(ヴァイオリン)、吉田篤貴(ヴィオラ)、島津由美(チェロ)、香取良彦(ヴィブラフォン)、佐藤浩一(ピアノ)、井上陽介(ベース)、ジェアード・ショニグ(ドラムス)
<後半19:50~(予定)>Lee Ritener & Dave Grusin Dream Band featuring Ivan Lins
リー・リトナー(ジャズ/ギター)、デイヴ・グルーシン(ジャズ/作・編曲、ピアノ)、イヴァン・リンス(ヴォーカル)、メルヴィン・デイヴィス(ベース)、ウェス・リトナー(ドラムス)
スペシャルゲスト:小野リサ(ヴォーカル)
2組共演もお楽しみに!
※公演内容は都合により予告なく変更となる場合がございます。
エイブラハム・ラボリエル(ベース)出演変更公演のお知らせ
11月1日(金)Bunkamuraオーチャードホールで行われます『BBC Proms JAPAN 2019』Prom3 JAZZ from AmericaでのLee Ritener & Dave Grusin Dream Band featuring Ivan Linsに出演予定のエイブラハム・ラボリエル(ベース)は、健康上の理由より出演できなくなりました。
当日は、メルヴィン・デイヴィス(ベース)が出演いたします。
なお、これによるチケットの払い戻しはございません。予めご了承ください。
1976年にリーダーとしてのファースト・アルバム「ファースト・コース」をEPICレーベルに録音、自らのグループ「ジェントル・ソウツ」を結成、70年代に巻き起こった「フュージョン・ブーム」の立役者としてそのシーンを引っ張り続けた。1977年に初期の代表作「Captain Fingers」をリリース、それ以降「キャプテン・フィンガーズ」の愛称で親しまれるようになった。1978年にはデイヴ・グルーシンの弟、ドン・グルーシンと「フレンド・シップ」を結成。1980年代に、よりポップ寄りの一連のアルバムを発表。1985年には盟友デイヴ・グルーシンと共に、イヴァン・リンスをヴォーカルに迎え録音した「ハーレクイン」でグラミー賞を受賞。1990年、ボブ・ジェームス、ネイザン・イースト、ハーヴィ・メイソンと共にコンテンポラリー・ジャズのスーパー・グループ「フォープレイ」を結成、そのデビュー作「フォープレイ」はミリオン・セラーを記録した。その後、自己のレーベルを設立、「Wes Bound」をはじめ、「Twist of Jobim」、「Twist of Marley」、更にはデイヴ・グルーシンとのクラシック・クロスオーヴァー作品「Two World」などの意欲的な作品を制作し続け、日本でも根強い人気を保っている。
ボサノバの神様 アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠 ジョアン・ドナートら著名なアーティストとの共演や、ニューヨークやブラジル、アジア各国での公演も積極的に行っており、海外においても高い評価を得ている。1999年アルバム「ドリーム」が20万枚を越えるヒットを記録するなど、これまでに日本ゴールドディスク大賞「ジャズ部門」を4度受賞。2013年にはブラジル政府よりリオ・ブランコ国家勲章を授与される等、日本におけるボサノバの第一人者としてその地位を不動のものとしている。
イギリスで長い歴史を刻んできた音楽祭、BBC Proms で演奏できること、そして、僕自身にも馴染みの深い日本での初開催をとても嬉しく思います。生涯の友人であるデイヴ・グルーシンをはじめ、その他素晴らしいミュージシャンと特別なステージをお届けします。才能あふれる作編曲家、挾間美帆さんとの再会も楽しみにしています。
≪挾間美帆≫
BBCプロムスは2007年と2016年に観に行ったのを憶えています。。特に、2007年は初めて海外に一人で行った時でもあり、ドキドキしながらロイヤル・アルバート・ホールに行きました。まずその大きさに驚きながら会場を巡り、ワクワクしながらコンサートを観ました。その日のプログラムはクラシックだったのですが、ふだん見たことがないくらいにお客さんが和気あいあいとしていて、とても新鮮に感じました。私が住むニューヨークにも音楽祭はたくさんありますが、BBCプロムスのように幅広い音楽をお届けするものはなかなかありません。そんなあこがれのBBCプロムスの初めての日本公演、そして、唯一のジャズプログラムに参加することができ心から嬉しく思います。