紅葉の静御前。「道野辺に清水流るる柳かげ しばしとてこそ立ちどまりつれ ー西行」、
また新古今和歌集より「わが恋は松をしぐれの染めかねて 真葛が原に風騒ぐなり ー慈円」から一作。
この世とあの世を行き来する能「野宮」、或いは「鞍馬」-虚空を飛翔する鞍馬天狗。
そして鞍馬山の牛若丸から三題。扇の的を射る那須与一、また秋月種雄公、白菊。
さらに観世音菩薩、文殊菩薩・・・・・
小さな画面にひそむ幽玄、華麗、雅な世界。
画廊内に時代考証などをを記した簡単なメモを置きます。
どうぞ、御ゆっくり御鑑賞下さい。