
「@My Street」 ジグレー
PICARO TAROの名前で、平面・立体・空間を問わず様々なジャンルで活動を展開する真鍋太郎。ドローイングのミックスにさらにアイデアを重ねる彼の手法は、コラージュのようでコラージュでない、いわばハイブリッド・グラフィティアートとでも呼ぶべき独自の世界観を確立しています。そのシンプルな線と色彩から生まれる可愛さとユーモア溢れる作風は、ジャンルを問わず大きな魅力を放ち、観る者の心を楽しく軽やかに彩ります。
戌年、2018年。Bunkamuraで2度目の展示となる今展では、作家の愛情から描き落とされた「犬」たちの最新作に加え、人気のオリジナルグッズも一堂に展示・販売いたします。
昨年末からファッションブランド、アンテプリマとの犬型ワイヤーバッグのコラボレーションが注目を集める真鍋太郎。「ハチ公の暮らした家が僕の家の近所にあることを知ったので、ギャラリーにも遊びに来てくれるかもしれません。」と茶目っ気まじりに語ります。作家の描く犬たちとひとたび目が合えば最後、愛おしくてたまらなくなるはずです!
渋谷のシンボル、忠犬ハチ公のように暮らしの中で生きる「犬」たちの世界。彼らが見つめる、けなげな瞳の奥に、作家の「LOVE&PEACE」を感じてください。
--------------------------------------
「昔々、犬は人間と同じ言葉を話していたというアメリカインディアンの神話があります。だから今も、犬は猫と同じように、ひとの心に寄り添って暮らしているのかもしれません。犬と暮らす友だちを見ていると、家族として生きている、愛おしい「命」であることがわかります。そして、犬を描くことは多様な「命」に触れることだと思うようになってきました。
犬を描いていると、その命を心から愛おしいと思うようになり、僕の世界がLOVEいっぱいになっていきます。たくさんの犬がワンダフルに彩るギャラリーで、♡、見つけてください。」 真鍋太郎