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展覧会情報 | ギャラリー

弦屋光溪 現代浮世絵展
“写楽”、その先へ―

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2021/5/14(金)~5/25(火)

役者はそろった!

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国貞    2020年

今や、世界の共通言語となった「浮世絵/Ukiyo-e」。18-19世紀当時、蕎麦一杯の価格で買えたという安価性、それに相反する洗練された芸術性、さらには娯楽性まで併せ持った世界に類を見ないメディアとして、国内はもとより海外でも衝撃をもって迎えられ、多くの芸術運動へと影響を与えてきました。

 

存在感のある役者絵と、その卓越した技術により国内外から高い評価を得ている木版画家・弦屋光溪(Tsuruya KOUKEI)は、絵師・彫り師・摺り師と分業制だった往時の技法を全て独学で身に付け、そのレベルを「現代の“写楽”」と言われるほどに高めた稀有な作家です。

1978年、初めて鑑賞した歌舞伎に衝撃を受け、役者絵の制作を決意。サラリーマンから木版画家へと転身し、代表作となる大首絵シリーズを歌舞伎座にて22年間発表を続け、その数は200点 総部数11322部にも及びます。

 

光溪が描くのは、単なる役者絵ではありません。大胆にデフォルメされた顔・表情・構図により役者へと肉迫する内面的写実性は、痛烈な鋭さとユニークさを合わせ持ちます。その作風はまさに写楽に通ずるものであり、正統でありながらもそれを超える、今に生きる浮世絵と言えるでしょう。

摺り終えた版木には全てノミを入れ、二度と擦れなくするという光溪。終えた仕事ではなく、常に先を見据えてきた作家が辿り着くのは、浮世絵であって浮世絵ではない、まだ見ぬ新たな様式なのかもしれません。

 

Bunkamuraでは3回目となる本展では、2000年を最後に終了した大首絵シリーズの貴重な旧作に、だまし絵シリーズ、江戸時代の浮世絵師の肖像シリーズ(北斎、国芳、広重、国貞、芳年)など、現代浮世絵の醍醐味を味わえる作品の数々を展覧・販売いたします。肩で風を切るかのような爽快感、見栄切る緊迫感、胸に迫る哀切の情―、現代浮世絵の傑作の数々、この機会に是非お楽しみください。

 

 

★★「弦屋光溪現代浮世絵展」カタログ公開中★★

開催期間中に、こちらのWEBページに出品カタログを公開いたします。
遠方にお住まいなどで、会場にお越しになれない方も、
気になる作品や価格の詳細など、ぜひお気軽にお問い合わせください。

メールでのお問い合わせの方はこちらまで

gallery@bunkamura.co.jp

 

プロフィール
  • 弦屋光溪
    HP:https://www.tsuruya-koukei.com/

    一人で制作する自画自刻自摺の多色摺木版画
    木版画家・無所属

    本名、三井 弦。昭和21年 (1946年)、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。

    歌舞伎座で役者絵の発表を22年間続けた後、自画像の連作「孤独」、愛猫をモチーフにした「猫の歌舞伎」や、だまし絵のシリーズ「アルチンボルド捧ぐ五題」を制作。

    現在は浮世絵師の肖像シリーズ「万歳浮世絵派五姿」を続けている。
出品作品リスト

全出品作品リスト

作品紹介/スライドショー
  • 〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川広重 2019年 

  • 「勧進帳」より十二世市川團十郎の武蔵坊弁慶 1985年

  • 「景清」より十世市川海老蔵の悪七兵衛景清 1984年

  • 「助六」より十二世市川團十郎の花川戸助六 1985年

概要

開催期間

2021/5/14(金)~5/25(火)

開館時間

10:00~19:00

Bunkamura Gallery

主催

Bunkamura Gallery

お問合せ

Bunkamura Gallery 03-3477-9174

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