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新世紀、パリ・オペラ座L'Opera

12/9(土)よりロードショー
◆1/26(金)までの上映
会場:Bunkamuraル・シネマ

©2017 LFP-Les Films Pelléas - Bande à part Films - France 2 Cinéma - Opéra national de Paris - Orange Studio - RTS

世紀の瞬間を目撃する興奮、圧巻のパフォーマンスに酔いしれる贅沢、芸術の殿堂がたどりついた<新世紀>とは──

フランスが誇る芸術の殿堂パリ・オペラ座は迷っていた。ルイ14世の時代から350年以上にわたる伝統を守ってきた彼らにも、時代の波は容赦なく押し寄せる。選ぶべき道は、歴史の継承か、新時代の表現化。さらに史上最年少でバレエ団芸術監督に大抜擢され、"ナタリー・ポートマンの夫"としても注目を集めていたバンジャマン・ミルピエの1年半での電撃退任と、カリスマ・エトワール:オレリー・デュポン就任というマスコミをも巻き込んだ大騒動。そして2015年11月、パリの劇場が襲撃された同時多発テロ。混迷を極めた今の時代に、彼らは自問し続ける。「今、オペラ座に求められるものは何なのか──?」

『パリ・オペラ座のすべて』(フレデリック・ワイズマン監督)、『ミルピエ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』を超え、オペラ座ドキュメンタリー映画史上、No.1記録樹立!(フランス観客動員数)

パリ・オペラ座公式プロデュース作品となる本作は、世界最高レベルのバレエダンサーやオペラ歌手のパフォーマンスだけでなく、経営陣の苦悩、公演2日前の主要キャストの降板劇に奔走するスタッフ、オーディションでの新しい才能の誕生、そして衣裳係、清掃係の表情まで、パリ・オペラ座の栄光を支えるすべての人々を温かい眼差しで描きあげる。至福のパフォーマンスに酔いしれる贅沢、そして劇的な人間ドラマを目の当たりにする興奮。あふれる芸術愛と人間愛に満たされる、かつてない劇場体験がここにある──。

<本作を飾る音楽の数々>

ニュルンベルクのマイスタージンガー(ワーグナー)
タンホイザー(ワーグナー)
ドン・ジョヴァンニ(モーツァルト)
モーゼとアロン(シェーンベルク)
弦楽四重奏曲 第3番・第4番(バルトーク)
フィガロの結婚(モーツァルト)
ドン・キホーテの4つの歌(イベール)
ラ・バヤデール(ミンクス)
マズルカ(ショパン)
ファウストの劫罰(ベルリオーズ)
リゴレット(ヴェルディ)
交響曲第7番(ベートーヴェン)
青ひげ公の城(バルトーク)
愛の妙薬(ドニゼッティ)
他…

  • 番組編成担当が語る作品の見どころ

    ル・シネマではいままでに数多くのオペラ座のドキュメンタリーをご紹介してきましたが、それらとはまた別の新たなアプローチで迫っているのが『新世紀、パリ・オペラ座』です。350年にも及ぶ伝統を引き継ぐということは革新することでもあり、奥の深さを改めて感じさせられる作品となっています。

    今回映し出されているのは、バンジャマン・ミルピエからオレリー・デュポンへのバレエ芸術監督交代劇やパリ同時多発テロなど、オペラ座にとっても激動の時期。それにも関わらず、本作は『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』と『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』とほぼ同時期に撮影されており、3作品のカメラを入れさせる器の大きさはさすがです。

    中でも印象的なのは、これまであまりフォーカスされることのなかったバレエとオペラを束ねる総裁の姿。政治的手腕と芸術とのバランスを求められる難しい決断も飄々とこなしていますが、何を選択してどこに進むべきなのかを心得ている人なので、ビジネスサイドから見ても参考になる部分が多く、面白くご覧頂けるはずです。
  • お客様の声

    ・パリのオペラ座に実際に行ってオペラやバレエを鑑賞したようです。とても感動しました。そしてその舞台裏も見ることができるなんて!1度で2度おいしい映画でした。<女性・50代>

    ・オペラ座を支える様々な人々の素顔がかいまみられて興味深かった。芸術を愛しつくりあげていく人の姿は笑顔を誘う。<50代>

    ・『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』を観て、今回も是非観たいと楽しみにして来ました。前作はバレエダンサーの苦悩などバレエ団にスポットライトがあてられていたが、今作はオペラ座の裏方、オペラなど、様々な問題も浮き彫りにされ、それにどう立ち向かっていくのかがとても興味深かった。<女性・40代>

    ・とても有名なオペラ座、表側しか見ていないので、初めて裏側を知る事が出来、どの世界も同じだという事、また大勢の人の力で、あのすばらしい舞台が出来上がる事を知った。また最後に若手のオペラ歌手がこれから活躍していくのが楽しみだ。<女性・50代>

    ・オペラ座をつくりあげているすべての人々の人間模様がみられたことが面白かった。<女性・50代>

    ・素晴らしかったです。本当にたくさんの人々の努力で華やかな舞台が出来あがっていることに感動しました。<女性・60代>

    大劇場が抱える数々の問題、華やかな舞台を支える沢山の人々、興味深かったです。<女性・70代>

    ・舞台裏のことが知ることが出来た。いつもの華やかな舞台には多くのトラブルや支援がある。だからこその芸術の深みだと思った。<50代>

監督
ジャン=ステファヌ・ブロン
キャスト
ステファン・リスナー、オレリー・デュポン、バンジャマン・ミルピエ、フィリップ・ジョルダン
作品情報
2017年/フランス/111分
受賞
ノミネート
2017年モスクワ国際映画祭 ドキュメンタリー映画賞受賞
配給
ギャガ

公式サイトはこちら

上映スケジュール

<混雑状況の目安>

(2018年1月19日 現在)

平日(毎月1日・毎週火曜は除く)

10:30

土日祝

10:30

サービスデー(毎月1日・毎週火曜)

10:30

落ち着いています

混み合います

大変混み合います

『新世紀、パリ・オペラ座』
◆1/26(金)までの上映
[1/20(土)〜1/26(金)]
連日... 10:30〜(終)12:35

概要

前売り券情報

特別鑑賞券1,500円(税込)好評発売中
[一般料金1,800円(税込)の処]
劇場窓口にて特別鑑賞券をお買い求めの方に、
<特製ミニ・クリアファイル>をプレゼント!(限定数)

料金

一般・¥1,800 学生・¥1,500 (平日は学生・¥1,100) シニア・¥1,100 小・中・高校生¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日、及び毎週日曜夜の最終回は¥1,100(税込)均一】

チケットガイド

会場

Bunkamuraル・シネマ

東京都渋谷区道玄坂2-24-1

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