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「私のBunkamuraドゥマゴ文学賞」特別企画
【新たなトビラがみつかる本】No.11

(2022.05.09)

Bunkamuraではこの春、「ブンカチャージ2022」と題し、心の栄養となる様々な文化芸術体験をお届けいたします。この期間に合わせて、Bunkamuraドゥマゴ文学賞では、読書をより身近に、より深くお楽しみいただけるよう、書店員さんがおすすめする書籍をご紹介してまいります。

選書テーマは「新たなトビラがみつかる本」。新しいことに挑戦したくなる春にこそ読みたい、未知なる世界に誘う作品が登場します。本を選ぶのは、WEB連載「私のBunkamuraドゥマゴ文学賞」にご参加いただいた書店の方々。日頃から多くの文学作品に触れる書店員さんの、それぞれの想いをのせた推薦文とともに書籍をご紹介します。

今年の春は、新たなトビラを開く読書を体験してみませんか?


<No.11>

『ナショナル ジオグラフィックマガジン』

不二屋書店 門坂直美

「読書による文化体験は人生を導く!」
書物を通した文化体験という壮大なテーマを与えられて、「これだ!」と即決したのが『ナショナル ジオグラフィックマガジン』です。アメリカで発行されている月刊誌で今は日本語版も出されていますが、それこそ文化のてんこ盛りで記事のジャンルは多岐にわたり、何かに興味を持つきっかけにもなれば研究者の成果発表の場にもなっています。
私は英語が全く読めない小学生のころから写真の珍しさと美しさに惹かれてこの雑誌(英語版)を見るようになり、特に地理と生物学のジャンルに興味を持ちました。そして大人になって航空機の客室乗務員という職業を選び、20年間世界を巡りました。その後家業の書店に戻り、本業の傍ら街の猫たちの保護活動に取り組み今に至っています。
そうです。私自身が人生の扉が書物によって開かれることを体験してきたのです。


<推薦いただいた書店>

不二屋書店

大正12年の創業以来「地元の人々に愛される街の本屋に徹すること」を頑なに守りつつ、紙の情報伝達手段にとって厳しい今の時代をどう生き抜くかと日々もがき苦しんでいます。街の書店らしく、時代小説・学習参考書・児童書の品揃えが充実しています。

https://www.fujiyabs.jp/ (外部サイトにリンクします)


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