
「Baldishol Tapestry」
ノルウエー伝統絵織物
12世紀ノルウエー最古の絵織物の復元
Billedvevは北欧ノルウェーの伝統絵織物です。ヴァイキング時代に生まれたこの織物は壮大な寺院、城郭を飾る絢爛豪華なものから、簡素な農家に彩を添えた質素なものまで綿々と織り続けられてきました。
今日この織物は伝統の手法を駆使して、北欧独特の色感デザインで、世界的なものまでに高められています。
この織物の楽しみは限りない色糸と素材の異なった糸を使うことで、織機の枠の中で絵を描く以上に興味深いものとなりましょう。
北欧絵織物 主宰 矢吹恵子
【Norsk Billedvev ノルウェー絵織物】
ノルウェー語でBilledは絵、Vevは織物の意味。9世紀~11世紀のヴァイキング時代から、同じ手法で、綿々と織り継がれてきた装飾織物です。
特徴は縦糸を指ですくい横糸を食事用のフォークで打ち込みます。
糸は毛足の長い堅固なノルウエーの羊毛(スペルサーウール)を使用します。
そして織機の枠の中で絵を描くように織り上げていく独特の風合いの絵織物です。