書の魅力は線。
磨かれた線は余白に響きを与え、結界を張る。
「文字」は何千年もの時を経て創られ、一文字一文字が唯一無二のもの。
その最高のデザインを使って表現する「書道」は、芸術として成立する。
圧倒的存在感の字形と、磨かれた線の融合により、品格と落書きの狭間を突き詰めてゆく。
見事な調和を表現できれば、そこには、何も立ち入ることのできない「余白」が生まれる。
金敷駸房はそれを「結界」と呼んでいる。
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本展では、タテ250×ヨコ600cmの大作から、6×4.8cmの小作品まで、秀作80点ほどの書作品を展示予定。
篆刻印付きの作品もあります。
また、紙面のみならず、様々な素材との組み合わせによる作品が出品されています。モノと書を組み合わせることにより生まれる、独特な空間の美は、心をくすぐられます。
会場にはショップコーナーも設置され、記念Tシャツやポストカード、過去の個展等の作品を収録した作品集も数量限定で販売いたします。
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金敷駸房エキシビションKANASHIKI SHIMBO EXHIBITION in Bunkamura
2022/9/8(木)~9/14(水)
会場:Bunkamura Gallery
墨が生み出す白い結界
プロフィール
- 金敷駸房(かなしき しんぼう)1973年 東京都大田区に生まれる
1990年 石飛博光に師事
2006年 第38回日展/初入選 以後2回入選
2007年 第59回毎日書道展/会員賞受賞
2009年 個展「過剰」(タワーホール船堀)
2010年 第13回國井誠海賞受賞
2013年 第49回創玄展/21世紀賞受賞
2014年 個展「カナシキシンボウ展ANVIL」(シアター1010)
2015年 TOKYO 書 2015 出品(東京都美術館)
2016年 NHK大河ドラマ『真田丸』書道指導、以降毎年担当
2017年 個展「TSUKISHIMA Project」(⽉島倉庫)
2018年 書籍『何歳からでもスグできる 実用筆ペン練習帳』上梓
2018年 上野アーティストプロジェクト2018 「見る、知る、感じる現代の書」出品(東京都美術館)
2019年 第13回手島右卿賞受賞
2019年 個展「手島右卿賞受賞記念 金敷駸房作品展」(高知市・高新画廊)
2019年 個展「timeless」(京王プラザホテル)
2019年 個展「Wunderkammer」(銀座 ギャラリー暁)
2022年 金敷駸房 作品展「結界」 (銀座 蔦屋書店)
2022年 個展「金敷駸房エキシビジョンin Bunkamura」(Bunkamura gallery)
作品紹介/スライドショー
概要
開催期間
2022/9/8(木)~9/14(水)
開館時間
10:00~19:00
会場
主催
金敷駸房
お問合せ
Bunkamura Gallery 03-3477-9174
関連リンク
HP https://sumizaru.jp/
Instagram https://www.instagram.com/shimbo.k/