
©Lilies Films
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『燃ゆる女の肖像』
18世紀、フランス、ブルターニュの孤島
望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家
結ばれるはずのない運命の下、10日間の恋が永遠に燃え上がる
画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた──。
世界の映画賞44受賞、124ノミネート! 第72回カンヌ国際映画祭脚本賞&クィアパルム賞受賞!
シャーリーズ・セロン、グザヴィエ・ドランら、今を煌めく映画人が大絶賛!
あまりに激しく圧倒的な愛に心震える、映画史に残る愛の物語。
本作は、シャーリーズ・セロンが「この映画を本当に愛している」と絶賛し、ブリー・ラーソンは「後世に残したい作品」に本作を挙げ、天才監督グザヴィエ・ドランを「こんなにも繊細な作品は観たことがない」と夢中にさせるなど、今を煌めく映画人を虜にしている話題作。カンヌでは脚本賞を受賞し、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネート。
「驚くほど美しい、最高傑作!―TheObserver」、「とにかく素晴らしいこの映画を見逃してはならない。―Pajiba」、「いつまでも 記憶に残る、愛と追憶のストーリー。─IndieWire」「強烈で生き生きとした油絵のような映画。―Screen International」等、各誌で称賛され、アメリカの映画批評サイトロッテントマトでは98%フレッシュをたたき出している。
さらにアメリカのWEBメディア「IndieWire」の“世界の批評家304人による2019年ベストフィルム”第5位に選出され、ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなった。そんな世界が絶賛する必見の一作が、日本でもついにベールを脱ぐ──!
監督は本作で長編映画5作目ながらにして輝かしい受賞歴を誇るセリーヌ・シアマ。マリアンヌには本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。エロイーズにはシアマ監督の元パートナーで、セザール賞2度受賞のアデル・エネル。フランスで今最も熱い称賛をまとう女優だそのひとの眼差しを、唇を、微笑みを、そして別れの瞬間の姿を思い出すだけで、息が止まるほど愛おしく切なく、蘇る情熱が命を満たす。
そんな鮮烈な恋の、決して消えることのない燃ゆる炎を描く、忘れ得ぬ愛の物語が誕生した。