Bunkamuraのご案内 Bunkamuraのコンセプト Concept
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- フランチャイズ・システム
プロデューサーズ・オフィス
Bunkamuraの企画・制作の根幹
Bunkamuraでは、その設計段階から、文化・芸術の各界の第一線で活躍する方々による、企画・運営のためのプロジェクト「プロデューサーズ・オフィス」を設けるとともに、舞台関係のスペシャリストをアドバイザーに迎え、ソフト優先の考えに基づく、「見る側」「使う側」の立場にたった施設づくりに努めてきました。1989年9月の開館以来、Bunkamuraのコンセプトを具象化するため、「プロデューサーズ・オフィス」を中心として、オリジナル企画の発信から国内外の秀作や精鋭アーティストの紹介、クオリティー維持のためのプログラム・チェックなどを行ない、より深い感動を追求してきました。オーチャードホール・シアターコクーン初期プロデューサーである岩城宏之氏・冨田勲氏・前田憲男氏・佐藤信氏、串田和美氏、金子洋明氏は、ホールのコンセプトを自主企画公演として結実させ、Bunkamuraならではのレパートリー制を確立しました。
プロデューサー、芸術監督
この思想を基軸として、オーチャードホールでは、94年から指揮者のジェラード・シュワルツ氏(~96年)、音楽評論家の黒田恭一氏(99~09年)をプロデューサーに、そして、2012年からはバレエダンサーの熊川哲也氏(Kバレエ トウキョウ芸術監督/プリンシパル)が芸術監督に就任しています。シアターコクーンでは、開館時から芸術監督を務めた串田和美氏の任期が96年で満了した後、99年より演出家の蜷川幸雄氏(~16年)が就任。2020年からは、作家・演出家・俳優の松尾スズキ氏が芸術監督に就任しました。また、ザ・ミュージアムでは開館前から23年8月まで木島俊介氏(美術評論家)がプロデューサーを務めました。
<オーチャードホール>
芸術監督
熊川哲也(バレエダンサー)
2012年1月より就任
北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年には同団史上最年少でソリストに、93年にプリンシパルに昇格。主要なレパートリーで数々の名演を残し、名実共に世界的ダンサーとしての評価を確立する。98年、英国ロイヤル・バレエ団を退団。翌99年、K-BALLET COMPANY(現:K-BALLET TOKYO)を設立。以来、芸術監督/プリンシパルダンサーとして団を率いるほか、演出・振付家としても才を発揮し、全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品『クレオパトラ』や『蝶々夫人』などの新作を数多く上演している。また、劇場音楽を専門とするシアター オーケストラ トウキョウの設立、後進の育成機関として2003年にK-BALLET SCHOOLを創設するなど、総合芸術としてのバレエを多角的にサポートする組織を運営。13年、紫綬褒章受章。23年7月、バレエ芸術文化の振興を目的とした一般財団法人熊川財団を創立。
Bunkamuraオーチャードホール芸術監督には12年1月に就任。12 年2月、芸術術監督就任記念『シンデレラ』世界初演をはじめ、14年「オーチャードホール25周年ガラ」、19年 Bunkamura30周年記念 フランチャイズ特別企画 熊川版 新作『カルミナ・ブラーナ』世界初演、15年および19年「オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~」、20年「オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴 2020」総合監修を務めるなど、豊かな時間を提供する絶対の場としての劇場作りに尽力している。18年よりK-BALLET COMPANYはBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。
過去のプロデューサー
プロデューサー
岩城宏之(指揮者)、冨田勲(サウンド・パフォーマー)、前田憲男(編曲家)、佐藤信(演出家)
ジェラード・シュワルツ(指揮者)
黒田恭一(音楽評論家)
<シアターコクーン>
芸術監督
松尾スズキ(作家・演出家・俳優)
2020年1月より就任
1962年12月15日生まれ、福岡県出身。1988年に大人計画を旗揚げ、主宰として作・演出・出演を務めるほか、小説・エッセイ・シナリオ執筆、映画監督、俳優など多彩に活躍中。97年『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で岸田國士戯曲賞受賞、01年『キレイ~神様と待ち合わせした女~』でゴールデンアロー賞・演劇賞を受賞。04年初の長編映画監督作『恋の門』がヴェネツィア国際映画祭に正式出品される。06年に小説『クワイエットルームにようこそ』が芥川賞候補となり、07年には自ら監督・脚本を務め映画化した。同年公開された映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』では脚本を担当し、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。10年に『老人賭博』、18年に『もう「はい」としか言えない』が芥川賞候補となる。最近の主な作・演出作品には『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』(16/出演も)『キャバレー』(17/演出)『業音』(17/出演も)『ニンゲン御破算』(18/出演も)『命、ギガ長ス』(19/出演も)『キレイ-神様と待ち合わせした女-』(19-20)など。監督作に映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(15)『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(19)など。近年の出演作に、舞台『世界は一人』(19)、映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(19/声の出演)『カイジ ファイナルゲーム』(20)、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』『フルーツ宅配便』『みをつくし料理帖 スペシャル』(19)など。
過去のプロデューサー、芸術監督
プロデューサー
金子洋明(プロデューサー)
芸術監督
串田和美(演出家)
蜷川幸雄(演出家)
<ザ・ミュージアム>
過去のプロデューサー
阿部信雄(美術評論家)
木島俊介(美術評論家)