スタッフダイアリー

高山典子(Bunkamuraザ・ミュージアム)アーカイブ

Rie fuさん 浅草アートマラソンに挑戦!

「語りかける風景」展のギャザリングゲストにご登場いただいた、ミュージシャンでありアーティストであるRie fuさんより、
明日、明後日と開催される浅草アートマラソンにチャレンジされるというご案内をいただきました。
なんと35m!もの巨大キャンバス(工事現場の仮囲い)に2日間をかけてライブペインティングをするというプロジェクトで観覧フリーとのことです。
皆さんも是非応援にかけつけてください!!

浅草アートマラソン 2010→2011 <Project01>
〜3484cm vs Rie fu〜
[ 開催日 ] 2010年9月18日(土)・19日(日)
[ 時 間 ] 10:00〜22:00 (ライブペインティング。左記時間帯のうち、アーティストのアートプランにより、開催。)
[ 場 所 ] 浅草・六区ブロードウェイ 旧・浅草大勝館・工事仮囲い(通り側)
[キャンバス] サイズ: 横・34.84m×高さ・約3m
[ 観 覧 ] 観覧フリー

HP:http://asakusa-art.syncl.jp/

吉谷桂子さん「フランダースの光」特集

昨年、「ベルギー幻想美術館」展のギャザリングゲストにお越しいただいたガーデンデザイナーの吉谷桂子さんが、ご自身のガーデニングブログで、現在開催中の「フランダースの光〜ベルギーの美しき村を描いて〜」展について、その舞台であるラーテム村を吉谷さんが訪れた際のお写真も交えて連載をしてくださっています!!
吉谷桂子のガーデニングブログ: http://blog.iris-gardening.com/
ご来館いただいたお客様からも「フランダース地方の美しさに感動した」「心や安らぐひとときを堪能できた」といったコメントを多数いただいている本展。
吉谷さんもブログ内でおっしゃっていただいているように是非本物の輝きに触れに会場へお越しください!
「フランダースの光」: http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/10_flanders/index.html

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猫沢エミLIVE & ドゥ マゴ パリ祭2010

6/30夜、「語りかける風景」展の関連イベントとしてドゥ マゴ パリのテラスで猫沢エミさんのLIVEを行いました。展覧会で展示されている風景画のように、爽やかな風、きらめく光を感じる豊かな自然広がる情景が浮かぶような、初夏の香り漂うプログラム。曲がスタートすると、いつものドゥ マゴがステキな劇場空間へと変わりました。ほぼ満席となったLIVEは大盛況。終演後のナディッフさんが出店しての本やCDへのサイン会にも長〜い列ができていました。
猫沢さんには、今週末7/10からはじまるBunkamuraドゥ マゴ パリ祭2010にも、編集長をつとめる「ボンズール・ジャポン」でご自身が買い付けたパリのファッション小物やアンティークキッチン雑貨などを販売するワゴンを出店していただきます。期間中は何とご本人自らも店頭に立ってくださるそうです!(7/17〜19・1FBunkamuraギャラリー前での出店)こちらもどうぞお楽しみに☆彡

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シブヤ大学とコラボ

「遊ぶのがいちばん楽しい街は、学ぶのがいちばん楽しい街になれる。」
というモットーでシブヤをまるごとキャンパスにし魅力ある授業の数々を展開するシブヤ大学
私もシブヤ在勤者としてそのスタートからいろんな授業に参加させてもらっています。
いつかBunkamuraでも授業を!と願っていたところ、ご縁あって次回「ブリューゲル版画の世界」展のミュージアム・ギャザリングがシブヤ大学の授業に。
ようこそ!ナイトミュージアムへ〜キュレーターとミュージアム・ギャザリング〜と題し、
シブヤ大学の学生さん10名を、ギャザリングゲストとしてお迎えします。
授業抽選受付はシブヤ大学のHPにて明日6/28 10時〜7/5 0時まで。

私達と一緒にギャザリングしましょう!

次回ギャザリングゲストはRie fuさん!

現在開催中のストラスブール美術館所蔵「語りかける風景」展。
本展のギャザリングゲストにお越しいただくのは、ミュージシャン、そしてアーティストとしても活躍するRie fuさん!
コロー、モネ、シスレーからピカソまで。様々な画家たちが描いたバラエティに富んだ風景画を紹介する本展。
会場も様々な年代の方たちにご来館いただきそれぞれにお楽しみいただいているようです。
ご自身も絵を描かれるというRie fuさんがこの展覧会をとおして何を感じとられるのか?
次回、ミュージアム・ギャザリングをお楽しみに!

☆Rie fuさん、現在各地でLIVEツアー中です。明後日18日(金)にはBunkamuraすぐ近くのShibuya DUO Music ExchangeでもLIVEがあります。詳しくは→http//www.riefu.com/

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レイチェル・チャンさんの生ガイドツアー

昨夜は、以前このミュージアム・ギャザリングにもご登場いただき、現在開催中の「語りかける風景」展での音声ガイドナビゲーターを担当していただいている
J-WAVE ランデヴーの番組ナビゲーターとしてもお馴染みのレイチェル・チャンさんによる生ガイドツアーを行いました。
10組20名の番組リスナーのご招待イベントとして行った“レイチェル・チャンが語りかける風景”。
アットホームな雰囲気の中、私もレイチェルさんと一緒にBunkamuraザ・ミュージアムが会場造りでこだわっていることなどをお話ししました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました!!
また、こんな楽しい夜を過ごせる機会をつくれたらと思ってます。

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mama!milkより2つのニューアルバムが届きました!

昨年「ロートレック・コネクション 愛すべき画家をめぐる物語」展の会期中に行った
X'masスペシャルLIVE“ロートレックの夕べ”(→http://www.bunkamura.co.jp/shosai/org52_09_lautrec_13.html)にも出演いただき、ロートレック作品に囲まれての魅惑的な演奏が大好評だったmama!milk(→http://www.mamamilk.net/sb.cgi?cid=0)より、
4/4にリリースされる2つのニューアルバムが届きました。
「Parade」は、6人編成のアンサンブルによるホール・レコーディング作品。
「Quietude」は、とある海辺の廃墟でのフィールド・レコーディング作品。
それぞれに全く違う響きをもちながら、これまでのmama!milkの作品同様、どちらも表情豊かで独特の気配や香りが漂う作品です。是非みなさんもこの心トキメク世界観を味わってみてください♪

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2009.12.22開催 “ロートレックの夕べ”

ロートレック・コネクション×TOKYOフレンチ、『ロートレックの食卓』発売!

ロートレックが堪能した美食メニューが、都内フレンチレストランに会期限定で登場します!

貴族出身のロートレックは、美食の伝統に恵まれ、また洗練された味覚の持ち主であったことはよく知られるところ。そして、単に美食家であったばかりでなく、自ら腕をふるい、数々のオリジナル料理とセレクトしたワインで、自宅に招いた友人たちをもてなしたといいます。このメニューは、彼の死後、親友ジョワイヤンにより、ロートレックの作品や直筆のメニューを挿絵にした『モモ氏の料理』としてもまとめられています。
「ロートレック・コネクション」スペシャル企画として、都内フレンチレストラン、ビストロ等にて、この料理書からのメニューが期間限定で登場します。美食家ロートレックらしい贅沢な一品“フォアグラのパテ”やロートレックの故郷の料理など、モンマルトルのアパルトマンでロートレックたちが囲んだテーブルを彷彿とさせる品々です。
パリの佳き時代のエスプリを感じながら、美と食の餐宴をお楽しみ下さい!

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詳細はこちらから: http://www.bunkamura.co.jp/shosai/org52_09_lautrec_05.html


Book 『ロートレックの食卓』発売!

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著者:林綾野
発行元:講談社
12月18日(金)より館内ショップにて先行発売!!

美食家としても名高いロートレックが残したレシピから画家秘伝ともいえる料理のいくつかを再現し、現代版レシピを添えてご紹介。また生まれ故郷である南仏の町や家族、友人などのテーマにフォーカスし、その芸術と共に、生活人として、人としてのロートレック像に迫る内容です。
展覧会図録と合わせてお求めください!

『だまし絵展』開幕しました!

本日、いよいよ『だまし絵展』が開幕しました。

初日は先着100名様へのプレゼント企画もあり、また昨日の我らが宮澤学芸員の「笑っていいとも!」生出演効果もあってか、朝から大勢のお客様にご来館いただき賑わっております。普段の展覧会と比較して男性やお子さんの来館者が目立ちます。皆さんとにかく楽しそうにご覧になっている姿を見ると、こちらまでウキウキした気分になってきます。。。

さて、昨夜は一般公開に先駆けて関係者をお招きしての内覧会、レセプションパーティーを行いました。過去にギャザリングにご登場いただいたゲストの方々も多くお越しいただきました。その中より何名かの方々にBunkamura20周年記念特別企画でもある本展についての感想やお祝いのコメントを頂戴しましたのでご紹介させていただきます。


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アトリエ染花 神林さん(左)&大島さん(右)

「Bunkamuraさんの“美を遊ぶ”物づくり、展示づくりのモットーは、アトリエ染花の精神と重なります。そんなBunkamuraさんのお仕事と今後もご一緒できたらうれしいです!」(大島さん)
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いつでも美に貪欲なアトリエ染花さん。これからもお互い刺激を与え合えるような関係のお付き合いをさせていただければうれしいです♪
それから今日の“だまし絵風ワンピース”もとってもステキでした!
Bunkamura 高山


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プロダクトデザイナー 酒井俊彦さん

「Bunkamuraザ・ミュージアムは、クラシカルなものから普通の美術館ではあまり取り上げないようなものまで、幅広いジャンルをいつも独自の切り口やアプローチでみせてくれるので毎回楽しみにしています。そしてかならずプラスαの演出や発見があるのがうれしいです。」
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酒井さんいつもご来館ありがとうございます。
クリエイティブなお仕事のお役にも立てているでしょうか?
またいつか、楽しいコラボレーションを実現させましょう!!
Bunkamura 高山


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CA4LA 秋元信宏さん

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20周年おめでとうございます!
今回の『だまし絵展』でBunkamura x CA4LAのコラボレーションは
10回?12回?・・・
もう覚えられないくらいの数のお取り組みをさせて頂いております(笑)。
毎回斬新で素敵な展覧会とのコラボレーションですので心から楽しんで
おりますし、
永遠に蜜月関係を続けられたら嬉しい限りです。
図々しくてすみません(笑)。
今後共よろしくお願いいたします!
CA4LA クリエイティブディレクター  秋元信宏
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秋元さん、
コラボは今回でもう13回目です!
毎回我々の想像を超える帽子づくりで
あっという驚きとトキメク☆感動をありがとうございます。
こちらこそ今後とも末永くよろしくお願いします!
Bunkamura 高山


ちなみに今回の1点物のベレー帽も最高にステキです♪
だまし絵展東京会場限定の1点!
皆さん、会場にいらしたら必見です!!↓↓↓

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「パウル・クレーの刺繍会」

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毎回さまざまなジャンル、本格的な内容で子どもに夢を与える「とうきゅうKIDS PROGRAM」のプログラムの一環で、
開催中の「ピカソとクレーの生きた時代」展との連動企画として、日本パウル・クレー協会の林綾野さんを先生にお招きし、「芸術家になって、かわいい刺繍をつくろう!パウル・クレーの刺繍会」を開催しました。
小学校4〜6年生の親子15組30名様をご招待してのイベント。
まずは参加者ひと組ずつに渡されたオリジナル刺繍キット(写真)の中には、刺繍針、刺繍糸などと共に、クレー作品が線で写し取られた図案が入っています。

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そしてペーパーには、こんなステキな言葉が。。。

“散歩する線”から芸術が生まれると書き残したクレーは、トコトコと散歩するようなどこに行くかわからない自由な線で人の顔や動物、植物、風景、不思議な記号をたくさん描いた画家です。
くねくねと曲がった線、まっすぐと力強い線、とぎれとぎれの頼りない線、クレーの線には色々な表情があります。
そんな線の楽しい表情を、刺しゅうの“スケッチ”に置き換えて、布の上で、ステッチの散歩をしてみてください。
クレーの線の芸術を追体験できるかもしれません。

さあいよいよ先生からの説明の後には制作スタート。

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最初はお父さん、お母さんと楽しくおしゃべりしながらの刺繍でしたが、もくもくと作業するうちにだんだんとみな無口に。。。そんな親子の姿に触発されて、お手伝いスタッフのメンバーたちも、いつのまにか針と糸を持って手を動かしている光景が。。。
完成後には講評会。そこにはクレー先生も驚きのそれぞれの個性が光る作品群が並びました!

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あ〜楽しかった!!
参加してくださった皆さん、そして一緒に楽しんでしまったスタッフたちも。
ありがとうございました!!

『プレミアムな夜。。。』

10月3日の閉館後、「ヴェネツィア絵画のきらめき」展のギャザリングゲストにも登場していただいたテノール歌手・中鉢聡さんの特別コンサートを開催しました。
いつもは展覧会を観にいらっしゃるお客様だけの空間に、音楽会の装いをされた華やかなゲストの方々が、ヴェネツィア絵画の作品に囲まれた、やはりいつもと違った空間でのコンサートにワクワクされながら次々と入場され、我々も普段とは少し違った気分でお客様をお迎えしました。ギャザリングのトークでは、終始リラックスした様子でユーモア溢れるお話しをたくさんしてくださった中鉢さんでしたが、スポットライトがあたり、その美しい歌声が会場内に響くと、そこには世界を舞台に活躍するテノール歌手の姿がありました。やはり素晴らしい演奏を披露してくださったピアノの瀧田亮子さんとの息もぴったりで、途中には、ヴェネツィアの想い出トークなども交えながら、イタリアオペラと歌曲の数々を熱唱してくださいました。この甘美な夜の終演後のお客様の笑顔が私にとってもまた大切な宝物の一つとなりました。
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サイトリニューアルしました!!

よりオープンで、親しみやすいサイトを目指してリニューアルをしました!いかがでしょうか??我々スタッフもこのダイアリーや、イベントなどもっともっと充実した内容でこれからも発信し続けていきたいと思っていますので、みなさんからのご意見・ご感想などのコメントお待ちしております。「Museum Gathering」更新のお知らせは、ザ・ミュージアムHP内の更新情報や、ザ・ミュージアムが配信しているメルマガ等で随時お知らせしていますので、まだ登録されていない方は下記よりご登録ください。
→http://www.bunkamura.co.jp/service/mailmaga/index.html
また、お気に入りなどに登録していただいている方は新しいアドレスへご変更お願いします。
→http://www.bunkamura.co.jp/gathering/
今後とも「Museum Gathering」をどうぞよろしくお願いします!!

五感が研ぎ澄まされる小説

先日、今回のギャザリングのゲストに登場していただいた謝孝弘さんの小説「藍の空、雪の島」(スイッチ・パブリッシング)を読みました。
純粋な心を持った一人の少年が主人公のストーリーは、重いテーマを扱っているのですが、そこには生命の輝き、みずみずしい感性の世界が広がっています。足裏で感じる大地のリアルな感触、心を澄まして聞く生命の音、母の味、眼前に広がる鮮明な藍の色、真っ白な雪の色。。。様々な感覚が喚起させられます。特に冒頭から漂う“スカケウ”の白い花の清冽な香りは、この小説の重要なエレメントになっています。各章につけられた詩的なタイトルも美しいです。この本は、現在BunkamuraのNADiff modernでもお取り扱いしています。
是非この感覚を実際に味わってみてください。きっと気持ち和やかになる香りがあなたにも届くはずです。

もう一つのスイス・スピリッツ

今回ポスターの絵にもなっているセガンティーニの絵に象徴される澄み切った空気が満ち溢れるスイスの美術。そんなスイス・スピリッツが宿るのは美術の分野だけではありません。実はスイスは知る人ぞ知るデザイン王国でもあります。ビクトリノックスのアーミーナイフやスウォッチが有名ですが、他にもスイスには生活に密着した優れたデザインがたくさんあるのです。たとえば野菜の皮むき器“REXのピーラー”(http://www.zena.ch/)。すっと手になじむ究極にシンプルなデザイン。ハンディフードプロセッサー“バーミックス”(http://www.bamix-usa.com/)も余計なものが一切ない機能を突詰めたカタチ。オブジェとしても美しい“ネフ社”の大人も楽しめる知育玩具(http://www.naefspiele.ch/→こちらは現在BunkamuraのNADiff modernでもお取り扱い中!!)。。。どれも我が家では大活躍のものばかり。日常生活の場でお世話になっているプロダクト・デザインには意外にもスイスのものが多かった。スイス・スピリッツは私たちの日常の中にも静かに息づいているのでした。

乳幼児連れで行きやすい美術館

私ごとで恐縮ですが、一昨年11月に子供を出産ししばらく育休でお休みをしていました。
その間子育ての合間にまだ0歳の息子を連れていくつかの美術館を訪ねました。
場所は大体、都心の美術館よりも郊外の美術館です。
何故郊外かというと
1. 車でアクセスできる(子供との移動手段はやはり車が便利)。
2. オムツ替えをしたり授乳室があったりといった設備面が充実している
(乳幼児連れのお出かけでの大きな心配事はこういった設備があるかどうかということです。出かける前には必ずWEB等でチェックする方も多いのでは)。←この点についてはBunkamuraも隣接する東急百貨店本店7Fにベビー休憩室があり非常に安心です!!
3. 郊外なので施設が広いところが多くベビーカーに乗せて鑑賞してもゆったりと周りを気にせず鑑賞できる。
4. ちょっとしたリゾート気分も味わえる。
0歳児にはもちろんまだアートはわからないでしょう。
でも、一日中育児に追われるマザーには何よりのリフレッシュになります。鑑賞後にはパワーアップしてまた育児にあたることができます。
そんな意味でも現在当館で開催中の箱根にあるポーラ美術館も、とてもオススメの美術館です。
実は郊外の美術館は乳幼児連れで出かけるにはとてもいい場所であるということを発見しました。

夏休みに親子で美術鑑賞

夏休みに入り、会場には親子で美術鑑賞をする光景が多く見られるようになりました。ニューヨークからやってきたポロックやロスコの抽象画を前にして、お母さんやお父さんの「これは何だろうね〜?」などの問いかけに、「ここにロケットが飛んでるよ!」とか「真っ赤な夕焼けのお空」。。。観て感じたままを素直に応える子供たち。聞こえてくるそんな親子の間で交わされる会話は、夏休みのゆっくりとリラックスした時間と空間の中でこそ生まれる、キラキラした瞬間です。普段美術館へ小さな子供を連れて出かけるのはちょっと。。。と思っている方もたくさんいらっしゃると思います。でも、そんなお父さん、お母さんこそお子さんと一緒に美術館へ出かけてみてください。夏休みの親子での美術鑑賞は、難しいと思っていた現代美術を楽しむきっかけにもなるかもしれません。そしてお子さんとの会話の中にはきっとたくさんの発見と驚きが待っていますよ!!