Bunkamuraドゥマゴ文学賞 連載エッセイ Essay
※6年間続いたパリでの生活を終え東京に帰国するまでの1年を綴った本連載と、東京に戻った最初の1年の生活について収めた金原氏初のエッセイ集『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(集英社)が2020年4月に刊行されました。
金原 ひとみ(カネハラ ヒトミ/HITOMI KANEHARA)
1983年東京都生まれ。2003年『蛇にピアス』で第27回すばる文学賞を受賞しデビュー。同作品で04年に第130回芥川賞を受賞。10年に『TRIP TRAP』で第27回織田作之助賞、12年『マザーズ』で第22回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。他の著書に『アッシュベイビー』『AMEBIC』『オートフィクション』『ハイドラ』『星へ落ちる』『憂鬱たち』『持たざる者』『軽薄』『クラウドガール』などがある。