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N響オーチャード定期 2011-2012シリーズ
N響オーチャード定期 2012-2013シリーズ
N響オーチャード定期 2013-2014シリーズ
N響オーチャード定期 2014-2015シリーズ

N響オーチャード定期 2013-2014シリーズ

第80回 2014/7/13(日)15:30開演

ポーランドの気鋭のマエストロと日本の歌姫、森麻季によるイタリア・オペラの真髄

ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
Verdi: Overture to the opera “I Vespri Siciliani”
ヴェルディ:歌劇「椿姫」から ああ、そはかの人か~花から花へ~
Verdi: “Ah, fors' è lui...Sempre libera” from the opera “La Traviata”
プッチーニ:菊の花
Puccini: Chrysanthemums
プッチーニ:歌劇「つばめ」から~ドレッタの夢
Puccini: "Chi il bel sogno di Doretta" from the opera "La Rondine"
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」から第3幕への間奏曲
Puccini: Intermezzo to Act III from the opera “Manon Lescaut”
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」から~氷のような姫君の心も
Puccini: “Tu che di gel sei cinta” from the opera “Turandot”
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」から~私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)
Puccini: "Quando me'n vo" (Musetta's Waltz) from the opera “La Bohème”
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
Mussorgsky-Ravel: Suite "Pictures at an Exhibition"

名実ともに日本を代表するソプラノ歌手となった森麻季が「N響オーチャード定期」に登場し、ヴェルディとプッチーニというイタリア・オペラの真髄を披露する。「椿姫」のヴィオレッタ、「トゥーランドット」のリュー、「ラ・ボエーム」のムゼッタのアリアでの、彼女の澄んだ美声には魅了されることだろう。指揮のミハウ・ドヴォジンスキーはポーランドの新進気鋭のマエストロ。ロンドン交響楽団の副指揮者を務めたことからイギリスでの活躍が顕著だが、祖国でもクラコフ・ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団やシチェチン・フィルの首席指揮者を歴任。これからのポーランド音楽界を担う逸材として期待されている。色彩感に満ちたムソルグスキー(ラヴェル編)の「展覧会の絵」はそんな若きマエストロの実力を聴くには最適の作品といえよう。

指揮:ミハウ・ドヴォジンスキー
Conductor : Michał Dworzynski

ワルシャワのショパン音楽院でアントニー・ヴィットに師事。2003年、マタチッチ国際指揮者コンクール優勝。2006年から2008年までロンドン交響楽団の副指揮者を務め、近年、ロンドン・フィルやBBC交響楽団を指揮。2008年から2010年まで、クラコフ・ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団の首席指揮者。2012年にワルシャワ・フィルの日本公演を率いた。現在は、ポーランド・シチェチン・フィルの首席指揮者を務める。

ソプラノ:森麻季
Soprano: Maki Mori

東京藝術大学卒業、同大学院修了。高丈二に師事。ミラノとミュンヘンに留学。1998年、ドミンゴ世界オペラ・コンテストで第3位に選ばれる。ドミンゴに認められ、ワシントン・ナショナル・オペラで《後宮からの逃走》、《リゴレット》、《ホフマン物語》、《こうもり》などに出演。2007年、《ばらの騎士》のゾフィーでドレスデン国立歌劇場にデビュー。2009年にエジンバラ音楽祭の《リナルド》、2010年にはトリノ王立歌劇場の《ラ・ボエーム》に出演。

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