ファリャ:バレエ組曲「三角帽子」第1部
ビゼー:歌劇「カルメン」組曲から
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲
ファリャ:バレエ組曲「三角帽子」第2部
井上道義がN響オーチャード定期に再登場し、今回はスペインと関わりの深いプログラムを披露する。ファリャの「三角帽子」はスペイン色濃い喜劇的なバレエ。彩り豊かな管弦楽が満喫できる。若い頃バレエにも取り組んでいたという身のこなしの井上がスペインの名曲で情熱的な指揮を披露することだろう。ビゼーの歌劇「カルメン」は、名旋律の宝庫。オーケストラだけでも十分に楽しめる。そして、最も有名なギター協奏曲である「アランフエスの協奏曲」は、スペインの作曲家ロドリーゴの代表作。第2楽章はポピュラーやジャズにもアレンジされるほどの名曲。すでにヨーロッパでブレーク中の若き天才ギタリスト、ミロシュがソリストとして登場する。地中海に面したモンテネグロ出身で、ロンドン王立音楽院で学んだ彼は、次代を担うギター奏者の一人である。
NHK交響楽団の歴史は、1926年10月5日にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年に日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称した。この間、ドイツからジョセフ・ローゼンストックを専任指揮者として迎え、日本を代表するオーケストラとしての基礎を築く。演奏活動の根幹となる定期公演は1927年2月20日の第1回予約演奏会に始まり、第2次大戦中も中断することなく続けられた。以来、今日に至るまで、ヘルベルト・フォン・カラヤン、エルネスト・アンセルメ、ヨーゼフ・カイルベルト、ロヴロ・フォン・マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘、また、話題のソリストたちと共演し、歴史的名演を残している。
近年N響は、年間54回の定期公演(NHKホール、サントリーホール)をはじめ、全国各地で約120回の演奏活動を行っている。その演奏は、NHKのテレビ、FM放送で全国に放送されるとともに、国際放送を通じて欧米やアジアにも紹介されている。また、2013年8月にはザルツブルク音楽祭に初出演するなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。
現在N響が擁する指揮者陣は、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット、名誉客演指揮者アンドレ・プレヴィン、正指揮者 外山雄三、尾高忠明。
ブラームス:悲劇的序曲 作品81
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
チャイコフスキー:交響曲 第4番 へ短調 作品36
指揮:アンドリス・ポーガ
ヴァイオリン:南 紫音
2013/6/2(日)15:30開演
Bunkamura オーチャードホール
[主催]
Bunkamura
料金:S¥7,500 A¥6,000 B¥4,500 C¥3,000(税込)
※公演中止の場合を除き、チケットの払い戻しはいたしません。
※やむを得ず、曲目・出演者が変更になる場合がございますのでご了承ください。
※C席はシリーズ券継続で完売の場合、新規シリーズ券・1回券の販売はございません。
※年間シリーズ券とC席(1回券)のお取り扱いは終了いたしました。
2012/06/17(日)
Bunkamuraチケットセンター<10:00~17:30>
03-3477-9999
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チケットぴあ
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