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N響オーチャード定期 2011-2012シリーズ
N響オーチャード定期 2012-2013シリーズ
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N響オーチャード定期 2014-2015シリーズ

N響オーチャード定期 2013-2014シリーズ

第77回 2014/2/2(日)15:30開演

ロシアの聴衆をうならせた高関健とイギリスで活躍する小川典子が共演

ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 作品72b
Beethoven: Leonore Overture No. 3 Op. 72b
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
Ravel: Piano Concerto in G major
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調作品47
Shostakovich: Symphony No. 5 in D minor Op. 47

2013年2月にサンクトペテルブルク・フィルの定期演奏会へのデビューを成功させるなど、ますます充実度を高めている高関健がショスタコーヴィチの交響曲第5番を指揮する。交響曲第5番はショスタコーヴィチの最も人気の高い名曲だが、その解釈は一筋縄ではいかない。同曲を世界初演したサンクトペテルブルク・フィルを振ったロシアでの体験が演奏にどう活かされるのか楽しみだ。ラヴェルのピアノ協奏曲で独奏を務めるのはイギリスで活躍する小川典子。既に数多くのCD録音を残している彼女は、近年、ドビュッシーの全ピアノ作品集の録音を完成させたばかり。色彩的なフランス音楽も得意としている小川典子のラヴェル演奏に注目だ。国際的にも高く評価される日本の中堅音楽家たちの熟練ぶりを知るには最適のコンサートといえよう。

指揮:高関 健
Conductor : Ken Takaseki

1977年、カラヤン指揮者コンクール・ジャパンで優勝。ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーで学び、ヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを務める。1983年、ニコライ・マルコ指揮者コンクールで第2位、1984年、ハンス・スワロフスキー指揮者コンクールで第1位。広島交響楽団音楽監督、大阪センチュリー交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督などを歴任。2013年、サンクトペテルブルグ・フィルの定期演奏会にデビュー。

ピアノ:小川典子
Piano: Noriko Ogawa

東京音大附属高校を経て、ジュリアード音楽院で学ぶ。1987年、リーズ国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞。それ以降、イギリスと日本を活動拠点とする。フィルハーモニア管弦楽団やBBCフィルと共演。数多くのCDを残し、最近では「ドビュッシー:ピアノ全作品集」や「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」の録音が話題となる。ギルドホール音楽院教授、東京音楽大学客員教授、ミューザ川崎シンフォニーホール・アドヴァイザーなどを務める。

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