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N響オーチャード定期 2011-2012シリーズ
N響オーチャード定期 2012-2013シリーズ
N響オーチャード定期 2013-2014シリーズ
N響オーチャード定期 2014-2015シリーズ

N響オーチャード定期 2013-2014シリーズ

第76回 2013/10/14(月・祝)15:30開演

古楽演奏の巨匠ノリントンが十八番のモーツァルトでN響オーチャード定期に初登場

モーツァルト:交響曲第31番ニ長調K. 297「パリ」
Mozart: Symphony No. 31 in D major K. 297 “Paris”
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K. 219「トルコ風」
Mozart: Violin Concerto No. 5 in A major K. 219 “Turkish”
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調K. 504 「プラハ」
Mozart: Symphony No. 38 in D major K. 504 “Prague”

古楽演奏の巨匠ロジャー・ノリントンが「N響オーチャード定期」に初登場。古楽演奏の先駆者として、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズを創設し、その斬新な演奏がセンセーションを巻き起こした。近年はシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めるなど、古楽での成果をモダン・オーケストラにも活かしている。N響とは2006年の初共演以来、素晴らしい相性をみせ、現在はベートーヴェンの交響曲全曲演奏を進行中。モーツァルトはノリントンの十八番というべきレパートリー。交響曲第31番「パリ」と第38番「プラハ」での生き生きとした演奏が楽しみだ。早くから巨匠ロストロポーヴィチに認められ、ロンドン響など世界の一流オーケストラで共演した木嶋真優が、ノリントンとのコラボレーションでどのようなモーツァルト演奏を披露するのかも興味津々である。

指揮:ロジャー・ノリントン
Conductor : Roger Norrington

1934年、イギリスのオックスフォード生まれ。ロンドン王立音楽大学で学ぶ。歴史的考証に基づく古楽演奏に取り組み、1962年にシュッツ合唱団を創設し、1978年にはピリオド楽器のオーケストラであるロンドン・クラシカル・プレイヤーズを設立。近年はモダン楽器のオーケストラも指揮し、セント・ルークス管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団などのシェフを歴任。現在、NHK交響楽団とベートーヴェン交響曲全曲演奏を進行中。

ヴァイオリン:木嶋真優
Violin: Mayu Kishima

神戸生まれ。2000年、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門で第2位(第1位なし)に入賞。2003年、ウラディーミル・アシュケナージ&NHK交響楽団とラヴェルの「ツィガーヌ」をCD録音。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに才能を見出され、2005年にロンドン交響楽団やバイエルン放送交響楽団で共演。ケルン音楽大学でザハール・ブロンに師事。2011年、ケルン国際音楽コンクール優勝。

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