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N響オーチャード定期 2011-2012シリーズ
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第79回 2014/4/29(火・祝)15:30開演

元ウィーン・フィルのソロ・ハープ奏者メストレがモーツァルトのピアノ協奏曲を奏でる

エルガー:序奏とアレグロ 作品47
Elgar: Introduction and Allegro Op. 47
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番へ長調K. 459(ハープ版)
Mozart: Piano Concerto No. 19 in F major K. 459 (arranged for harp)
ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調作品68「田園」
Beethoven: Symphony No. 6 in F major Op. 68 “Pastoral”

アンドルー・マンゼは、バロック・ヴァイオリンの名手として名高いが、近年は指揮活動にも積極的に取り組み、ピリオド楽器のアンサンブルとして著名なイングリッシュ・コンサートの芸術監督を経て、現在はスウェーデンのヘルシンボリ交響楽団の首席指揮者を務めている。古楽演奏出身だけに、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」でも、一味違う新鮮な解釈を聴かせてくれるだろう。フランス出身ながらウィーン・フィルのソロ・ハープ奏者に就任し、現在はソリストとして世界的に活躍するグザヴィエ・ドゥ・メストレの登場は、とても楽しみ。しかも、モーツァルトのピアノ協奏曲第19番をハープで弾くというチャレンジングな試み。世界最高峰のハープ奏者の妙技が満喫できるに違いない。サポートするマンゼのモーツァルト演奏にも注目。

指揮:アンドルー・マンゼ
Conductor : Andrew Manze

ケンブリッジ大学で古典文学を学んだ後、英国王立音楽院でヴァイオリンをサイモン・スタンデイジ、マリー・レオンハルトに師事。バロック・ヴァイオリンの名手として活躍し、数多くのCD録音を残している。指揮者としては、2003年から2007年までイングリッシュ・コンサートの芸術監督を務め、2006年にスウェーデンのヘルシンボリ交響楽団の首席指揮者に就任。ベルリン・ドイツ交響楽団やミュンヘン・フィルなどの一流楽団にも客演している。

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ハープ:グザヴィエ・ドゥ・メストレ
Harp: Xavier de Maistre

9歳で地元フランスのトゥーロンの音楽院でハープを学び始める。パリでジャクリーヌ・ボローとカテリーヌ・ミシェルに師事。16歳でパリ・ハープ・コンクールで優勝。1996年、バイエルン放送交響楽団に入団。1998年、USA国際ハープ・コンクールで優勝。1999年にはウィーン・フィルのソロ・ハープ奏者に就任。現在は、ウィーン・フィルを離れて、ソリストとして、ますます活躍の場を広げている。ハンブルク音楽大学教授。

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