稀有な美意識と才能で早くから頭角を現し、約30年に渡り世界を席巻し続ける中国の国宝級ダンサー ヤン・リーピン。大自然を師に学び、中国少数民族の色彩に溢れ、生命力や躍動感に満ちた作品を創作し、これまで日本で上演された『シャングリラ』(2008,10,16)、『クラナゾ』(2011)、『孔雀』(2014)は、ソールドアウト、話題をさらってきた。
その彼女が芸術監督に徹し、隅々までこだわり抜き洗練の極致に練り上げた『覇王別姫~十面埋伏~』が、遂に2019年2月に日本で上演される。中国の長大なる歴史の中でも最も壮大でドラマティックな戦いといわれる楚漢戦争、そして項羽と最愛の虞美人との悲恋を、中国の伝統と舞踊の要素を融合させた斬新な世界観で、スタイリッシュに現代に蘇らせた。
さらに舞台美術・衣裳デザインは、映画『グリーン・デスティニー』でアカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『孔雀』でもタッグを組んだ鬼才クリエイター ティム・イップが務めるというから、ますます期待が高まる。
ダンスの殿堂 ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場やオーストラリア、中国各地で熱狂的に迎えられた本作を、是非劇場でご覧ください。
Bunkamura30周年記念ヤン・リーピンの覇王別姫 ~十面埋伏~
2019/2/21(木)~2/24(日)
スポット映像(60秒)
スポット映像(15秒)
概要
スタッフ
芸術監督・演出・振付:ヤン・リーピン
出演
ヤン・リーピンカンパニー
※ヤン・リーピンは出演いたしません。
公演日程
2019/2/21(木)~2/24(日)
2019年 2月 |
21 (木) |
22 (金) |
23 (土) |
24 (日) |
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12:30 | ● | ● | ||
14:00 | ● | |||
16:30 | ● | |||
19:00 | ● |
会場
[主催]
TBS/Bunkamura/Albax
[後援]
中国大使館/BS-TBS
チケット情報
料金
S¥12,000 A¥9,800 B¥7,800(税込)
※未就学児童入場不可。
※演出上、開演後のご入場は制限させていただく場合がございます。
※やむをえず、演目・出演者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※公演中止の場合を除き、チケットの払い戻しはいたしません。
※営利目的でのチケットの購入、並びに転売は固くお断り致します。
MY Bunkamura先行発売
一般発売
2018/9/30(日)
チケット取扱い
Bunkamuraでのお申込み
お電話
- Bunkamuraチケットセンター<10:00~17:30>
03-3477-9999
チケットカウンター
- Bunkamuraチケットカウンター<Bunkamura1F 10:00~19:00>
東急シアターオーブチケットカウンター<渋谷ヒカリエ2F 11:00~19:00>
※本公演のBunkamuraでの一般発売日<9/30(日)>は、Bunkamuraチケットセンター電話及びオンラインチケットMY Bunkamura(PC・スマートフォン)での受付となります。
東急シアターオーブチケットカウンター(店頭)での販売はございません。
その他プレイガイドでのお申込み
※0570で始まる番号は、一部の携帯・IP・CATV接続電話・PHSからはご利用できません。
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チケットぴあ
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0570-000-407 <10:00~20:00/オペレーター対応>
インターネット
TBSオンラインチケット
http://www.tbs.co.jp/event/ylp2019/
チケットぴあ
http://w.pia.jp/t/ylp2019/ (PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能)
イープラス
http://eplus.jp/ylp2019/ (PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能)
ローソンチケット
http://l-tike.com/ylp2019 (PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能)
店頭
チケットぴあ
セブン-イレブン <24時間 毎週火曜日・水曜日の1:30AM~5:30AMを除く>
サークルK・サンクス <朝5:30~深夜2:00>
チケットぴあ店舗 <店舗により営業時間が異なります>
※詳しくはHPにてご確認ください。http://pia.jp/shoplist/
イープラス
ファミリーマート店内Famiポート(Famiポートで座席選択可能)
ローソンチケット
ローソン・ミニストップ店内Loppi <Lコード:32479>
お問合せ
Bunkamura 03-3477-3244<10:00~19:00>
客席に足を踏み入れた瞬間、舞台上に項羽と劉邦の行く末を暗示する、重々しい呪文が垂れ下がっているような幾千ものハサミが寒々しい光を放っています。そのなかに、めくるめく歴史上の人物に扮したダンサーたちが登場します。彼らは歴史的な人物の役を演じるだけでなく、現代社会にも通じる“人の心にある怖れや欲望”をも同時に表しています。舞台の隅では、切り絵師が開場中から終演まで一心不乱に紙を切り、文字や絵でもそれらを表現しています。彼女はまた、悠久の時を経ても“時間”は不変であることを示しているのです。
また今回の挑戦は、欲望に溢れるこの世界を、どのように舞踊で表現するかでした。 虞美人や項羽、劉邦を演じるダンサーたちの個性とエネルギーが舞台上で際立ち、現代人の魂を持つ彼らは時を越えた二つの時代を見事につないでくれました。虞美人役を男性ダンサーにしたのは、京劇の要素を取り入れたほか、陰から光(陽)を模索していく様を、両性具有を通じて表現したかったからです。
波乱に満ちた中国史の大河、想像を絶するハサミの闇、心をゆさぶる生死を超えた愛、残酷な美を象徴するクライマックスの赤い羽毛――この舞台では、何かがあなたを待っています。日常から遠く離れて、ぜひ足を踏み入れてください。
中国の人々に愛され、多くの映画や舞台、小説で取り上げられてきた物語である。