メッセージ

 オーチャードホールの芸術監督に就任して以来、変わらぬ理想として掲げてきたのは座席一つ一つに観客が感動の時を過ごせるという保証があるということ。そんな、劇場のポリシーを象徴すべきものとしてBunkamuraが主催する自主公演は、伝統と格式、そして挑戦の調和がとれたラインナップを目指しています。
 30周年を記念する2019年は、小山実稚恵さんがベートーヴェンと挑む壮大な新プロジェクト、山田和樹さんによるグローバルな視野が光る特別コンサート、東京フィルハーモニー交響楽団とKバレエ カンパニーという2つのフランチャイズカンパニーが贈る多彩な演目と、オーチャードホールに長年愛情を注いでくださっているアーティストによる公演が並びます。この劇場を知り尽くした芸術家がお届けする非日常の芸術空間が、皆様のより美しい日常を彩ることを願います。

Bunkamuraオーチャードホール芸術監督 熊川哲也

©Takanori Fujishiro

熊川哲也
Tetsuya Kumakawa

プロフィール

1987 年、英国ロイヤル・バレエ学校に入学。89年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールで日本人初のゴールド・メダルを受賞。同年、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団し、同団史上最年少でソリストに昇格。93年、プリンシパルに任命された。98年に英国ロイヤル・バレエ団を退団し、99年、Kバレエ カンパニーを創立。芸術監督を務め、これまでに、自身の演出・再振付による11作の古典全幕作品を発表している。2013 年、紫綬褒章受章。2012年1月より、Bunkamura オーチャードホール芸術監督に就任。12 年2月、芸術術監督就任記念『シンデレラ』世界初演をはじめ、14年「オーチャードホール25周年ガラ」、15年「オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~」で総合監修を務めるなど、豊かな時間を提供する絶対の場としての劇場作りに尽力している。

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